約 3,129,318 件
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1680.html
パワプロクンポケット13 part60-432~439,447 432 :ゲーム好き名無しさん:2012/04/18(水) 16 04 10.78 ID UDQ0G6ui0 パワプロクンポケット13の表サクセス本編のみを投下。 彼女関連は今回のシナリオにあまり関わらないので割愛。 433 :パワプロクンポケット13:2012/04/18(水) 16 10 50.17 ID UDQ0G6ui0 Y中学から強豪校「混黒高校」に入学した主人公は野球の才能が高く、 幼馴染の雨崎優輝、餅田浩紀とともに野球部へ入部した。 入部直後から高い実力を見せつける主人公であったが、二ヶ月後のある日、 倉庫へ道具を取りにいったとき、突如ダンベルの棚が崩れ下敷きになってしまう。 命に別状はなかったものの、その事故が原因で利き腕の握力が低下し、 本来の力が発揮できなくなった主人公は福山校長から「野球部の邪魔になる」と切り捨てられ、 「開拓分校」に転校させられる。 混黒本校の12ある分校の一つ「開拓分校」に転入した主人公。 そこで主人公は、混黒本校よりも落差の大きい開拓の練習環境に愕然とする。 部員の話によると、主人公より前に開拓へ「都落ち」された人間がいたらしく、 プライドの高さ故に本校との大きな格差に絶望し、逃げ出したとのこと。 主人公は自分もこの環境に耐えられるのかと不安に駆られ、一日でも早く本校へ戻れるようリハビリに励む。 しかし野球部に馴染んでいくにつれ、主人公は分校の実態を知ることになる。 全12分校の生徒の学費が本校の設備維持に回されており、分校の部活では対外試合が認められない。 ぼろぼろのボール、でこぼこのグラウンド、まともな部室もなければ試合すらできないという 劣悪極まりない条件に主人公は野球を辞めようかと精神的に追い詰められる。 434 :パワプロクンポケット13:2012/04/18(水) 16 15 22.75 ID UDQ0G6ui0 ある日、川原で出会ったホンフーという中国系の男性との会話で あきらめるのはまだ早いと思い、再び野球部に顔を出すことにした。 活気づいた野球部を気にかけたクラスメイトの木村冴花がマネージャーになると、 引退する先輩の穴を埋める人間の勧誘を提案し、 主人公は分校や混黒本校から生徒を引き抜き、部員を集めることにした。 ある日の練習中、部員が打球を直撃されると医者の桧垣が治療にやってくる。 仲間の怪我の治療ついでに、主人公の身体を診せてもらうことにした。 診断の結果、主人公の神経に異常があるらしく、「しあわせ草」を使った治療なら半年で完治できると告げられる。 本来、身体能力を向上させるスポーツ禁止のしあわせ草だが、 近年の研究によって治療分野において目ざましい効果があることが判明されている。 治らないと思ってた怪我が治るという希望を見出した主人公はさっそく治療を受け、 それから半年後、主人公の怪我が完治した。 しかし桧垣から過度の練習はかえって怪我をしやすくなり、取り返しのつかないことになると注意される。 学校へ戻った後、冴花から怪我の具合を尋ねられるが、主人公は無意識的に順調だと嘘をついてしまう。 初めはリハビリ目的で転入してきたのだが、練習に励む分校の野球部員たちの姿を見ていくうちに 主人公の心境が変化し、彼らとともに甲子園に行きたいと思うようになってきたのだ。 そして練習中、優輝が主人公の様子を見にやってきた。 怪我の治った主人公に本校へ戻ってくるよう説得するが、主人公は開拓野球部として甲子園に挑むと宣言した。 主人公の言葉を聞き入れない優輝は、主人公と一緒に甲子園へ行きたいと言い残し、帰っていった。 435 :パワプロクンポケット13:2012/04/18(水) 16 19 42.75 ID UDQ0G6ui0 新学期を迎えた二年目の春、本校から何と優輝が転校してきた。 本人曰く監督に愛想を尽かされたというが、気になった主人公は優輝の妹で本校のマネージャーになった千羽矢に尋ねてみる。 主人公が転校した後、気の弱い優輝は上級生たちのいじめの標的にされてしまい、主人公のいる開拓へ逃げ出したことが判明する。 開拓野球部の紅白戦が実施され、分校に落とされてもなお実力を上げる主人公に優輝は主人公へのライバル心を芽生え始めていく。 そして迎えた校内戦、開拓分校は他の分校を倒し続け校内戦を制し、体育祭で混黒本校との対決に挑む。 混黒のエースに君臨する餅田がこれまで抱えた主人公と優輝への劣等感を吐露し、この試合で血祭りに上げてやると宣告する。 冴花と千羽矢の両マネージャーによる反則スレスレの頭脳戦が繰り広げられ、激闘の末、開拓分校が勝利した。 本校に勝利したものの、現状地方大会に参加できるのは混黒本校のみで分校は参加が許されない。 そこで冴花がジャーナリストの武内ミーナを紹介する。 彼女を通して混黒の実態を世間に公表し、開拓分校がひとつの学校として機能していると 世間に証明すれば、対外試合が認められるという筋書きだ。 開拓分校の事務員で元「開拓高校」校長の喜沢が混黒の福山校長の元を訪れ、 ミーナの書いた記事で揺さぶりをかけ、開拓の再独立を要求する。 それから数週間後、突如開拓分校が混黒本校から独立し、開拓高校になるというニュースが入ってきた。 開拓以外の分校は依然混黒の支配下であるが、ミーナはそう長くは持たないと推測する。 だがこれで、ひとつの高校として地方大会に参戦できる。 打倒混黒を目標に掲げ、主人公たちはより一層練習に打ち込んだ。 そして優輝は主人公を呼び出し、混黒に戻ると告げる。 主人公とともにならどこまでも行けるが、それでは主人公を超えることができない。 一人の高校球児として主人公に挑みたい、と。 優輝の答えに納得した主人公は快く優輝を送り出した。 436 :パワプロクンポケット13:2012/04/18(水) 16 24 52.35 ID UDQ0G6ui0 三年目、四月から晴れて「開拓高校」となり、もうすぐ夏の地方大会がやってくる。 甲子園へ挑む最初で最後のチャンス。 開拓野球部は着々と準備を進め、地方大会に参加する。 一回戦の先行高校で予期せぬ展開に現実逃避するところを冴花に折檻されながらも勝ち、 二回戦の高校キングのキャプテンの倣岸不遜振りにキレながらも倒し、順調に決勝へ駒を進めていく。 そして決勝戦、開拓高校は宿敵・混黒高校とぶち当たる。 エースの餅田と四番の優輝を擁する混黒との最後の戦いを制した主人公たち開拓高校は甲子園に進出した。 甲子園に出場し快進撃を続ける主人公たちはある夜、かつて開拓に落とされ行方をくらましていた大畠に出くわす。 開拓から姿を消した後、大畠はホンフーという男にスカウトされ、十三番高校の四番に君臨していた。 混黒本校には12ある分校のうちさらに13番目の分校が存在し、そこへ行った者は二度と戻ってこれないという都市伝説が伝わっていた。 その13番目のキャンパスこそが十三番高校で、監督を務めるホンフーの秘薬によってドーピングを施され、 超人的な身体能力と引き換えに副作用で崩れていく顔面を隠すため、選手達はホッケーマスクを被っていた。 一年目のときにホンフーが主人公に近づいたのは十三番高校へ誘い、モルモットにするためだった。 ホンフーの残忍な実験を知った主人公たちは憤慨する。 そして迎えた決勝戦、試合は開拓高校の優勢で進んでいく。 一方の十三番高校はドーピングの副作用で選手達の顔面が崩れかかっていた。 試合を取りやめてもおかしくない状態だったが、勝利を渇望する十三番ナインにホンフーは潜在能力を全て引き出す禁断のツボを施した。 想像を絶する激痛に耐え、十三番ナインは全ての力を出し切って開拓に立ちはだかる。 死闘の末、開拓高校が勝利し、悲願の甲子園を制した。 437 :パワプロクンポケット13:2012/04/18(水) 16 31 42.83 ID UDQ0G6ui0 それから月日は流れ、十一月。 主人公はドラフト会議で一位指名され、プロ入りを果たした。 優輝も指名されていたが辞退し、大学で一からやり直すらしい。 主人公はこれまで戦ったライバルたちを踏み躙ってきたと思いを馳せるが、 仲間から「お前のおかげで俺達に希望を与えてくれた」と感謝し、主人公の背中を後押しする。 その後、実態を暴かれた十三番高校は廃校処分を余儀なくされ、残る11の分校は混黒本校から独立し、 長きに渡る混黒の支配を抜け出した。 完 438 :パワプロクンポケット13:2012/04/18(水) 16 33 58.59 ID UDQ0G6ui0 以上、表本編は終了。 時間があれば14表のほうも手がけようと思う。 あと、彼女を作るといつもの展開になる。 彼女1…尻要員。誰かに聞かれてるほうが燃える(主人公が)。父親はシリーズの元黒幕だけど殺される 彼女2…トッテモ、オイシイヨ!(沙耶の唄的な意味で) 彼女3…主人公の○。近○相○ 彼女4…朝チュン。野球超人伝担当 彼女5…闇堕ち。ラブブレイカー 彼女6…緑髪。誰もいない教室で二人っきりの汗だくのスポーツを展開する 彼女7…隠し彼女。バレンタインではツンツンした気持ちをトッピングしてくれる。9の某緑髪の腹違いの妹 最後に、冒頭で主人公が事故に遭ったのは主人公を妬んでいた上級生の仕業。 これは某彼女ルートでないと判明しない。 439 :ゲーム好き名無しさん:2012/04/18(水) 20 20 00.68 ID yv7wHYNE0 パワプロクンポケット乙です なんだか結末があっさりしてるけど、 黒幕のホンフーってやつが破滅したり十三番高校の生徒が救われたりはしないの? 優輝をいじめてたり主人公を妬んで事故に合わせた上級生達へのお咎めもなし? なんだかスッキリしないな >彼女3…主人公の○。近○相○ ええー 義理とかじゃないの?いいのかそれ? 447 :パワプロクンポケット13:2012/04/19(木) 15 13 14.23 ID dxWN/vkQ0 439 ホンフーは大会後に姿を消して、十三番の連中はエピローグでリハビリを受けてることが語られる。 先輩の件は、某彼女ルートのイベントを進めると二年目辺りできっちり制裁を受ける。
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1436.html
パワプロクンポケット13 part60-432~439,447 432 :ゲーム好き名無しさん:2012/04/18(水) 16 04 10.78 ID UDQ0G6ui0 パワプロクンポケット13の表サクセス本編のみを投下。 彼女関連は今回のシナリオにあまり関わらないので割愛。 433 :パワプロクンポケット13:2012/04/18(水) 16 10 50.17 ID UDQ0G6ui0 Y中学から強豪校「混黒高校」に入学した主人公は野球の才能が高く、 幼馴染の雨崎優輝、餅田浩紀とともに野球部へ入部した。 入部直後から高い実力を見せつける主人公であったが、二ヶ月後のある日、 倉庫へ道具を取りにいったとき、突如ダンベルの棚が崩れ下敷きになってしまう。 命に別状はなかったものの、その事故が原因で利き腕の握力が低下し、 本来の力が発揮できなくなった主人公は福山校長から「野球部の邪魔になる」と切り捨てられ、 「開拓分校」に転校させられる。 混黒本校の12ある分校の一つ「開拓分校」に転入した主人公。 そこで主人公は、混黒本校よりも落差の大きい開拓の練習環境に愕然とする。 部員の話によると、主人公より前に開拓へ「都落ち」された人間がいたらしく、 プライドの高さ故に本校との大きな格差に絶望し、逃げ出したとのこと。 主人公は自分もこの環境に耐えられるのかと不安に駆られ、一日でも早く本校へ戻れるようリハビリに励む。 しかし野球部に馴染んでいくにつれ、主人公は分校の実態を知ることになる。 全12分校の生徒の学費が本校の設備維持に回されており、分校の部活では対外試合が認められない。 ぼろぼろのボール、でこぼこのグラウンド、まともな部室もなければ試合すらできないという 劣悪極まりない条件に主人公は野球を辞めようかと精神的に追い詰められる。 434 :パワプロクンポケット13:2012/04/18(水) 16 15 22.75 ID UDQ0G6ui0 ある日、川原で出会ったホンフーという中国系の男性との会話で あきらめるのはまだ早いと思い、再び野球部に顔を出すことにした。 活気づいた野球部を気にかけたクラスメイトの木村冴花がマネージャーになると、 引退する先輩の穴を埋める人間の勧誘を提案し、 主人公は分校や混黒本校から生徒を引き抜き、部員を集めることにした。 ある日の練習中、部員が打球を直撃されると医者の桧垣が治療にやってくる。 仲間の怪我の治療ついでに、主人公の身体を診せてもらうことにした。 診断の結果、主人公の神経に異常があるらしく、「しあわせ草」を使った治療なら半年で完治できると告げられる。 本来、身体能力を向上させるスポーツ禁止のしあわせ草だが、 近年の研究によって治療分野において目ざましい効果があることが判明されている。 治らないと思ってた怪我が治るという希望を見出した主人公はさっそく治療を受け、 それから半年後、主人公の怪我が完治した。 しかし桧垣から過度の練習はかえって怪我をしやすくなり、取り返しのつかないことになると注意される。 学校へ戻った後、冴花から怪我の具合を尋ねられるが、主人公は無意識的に順調だと嘘をついてしまう。 初めはリハビリ目的で転入してきたのだが、練習に励む分校の野球部員たちの姿を見ていくうちに 主人公の心境が変化し、彼らとともに甲子園に行きたいと思うようになってきたのだ。 そして練習中、優輝が主人公の様子を見にやってきた。 怪我の治った主人公に本校へ戻ってくるよう説得するが、主人公は開拓野球部として甲子園に挑むと宣言した。 主人公の言葉を聞き入れない優輝は、主人公と一緒に甲子園へ行きたいと言い残し、帰っていった。 435 :パワプロクンポケット13:2012/04/18(水) 16 19 42.75 ID UDQ0G6ui0 新学期を迎えた二年目の春、本校から何と優輝が転校してきた。 本人曰く監督に愛想を尽かされたというが、気になった主人公は優輝の妹で本校のマネージャーになった千羽矢に尋ねてみる。 主人公が転校した後、気の弱い優輝は上級生たちのいじめの標的にされてしまい、主人公のいる開拓へ逃げ出したことが判明する。 開拓野球部の紅白戦が実施され、分校に落とされてもなお実力を上げる主人公に優輝は主人公へのライバル心を芽生え始めていく。 そして迎えた校内戦、開拓分校は他の分校を倒し続け校内戦を制し、体育祭で混黒本校との対決に挑む。 混黒のエースに君臨する餅田がこれまで抱えた主人公と優輝への劣等感を吐露し、この試合で血祭りに上げてやると宣告する。 冴花と千羽矢の両マネージャーによる反則スレスレの頭脳戦が繰り広げられ、激闘の末、開拓分校が勝利した。 本校に勝利したものの、現状地方大会に参加できるのは混黒本校のみで分校は参加が許されない。 そこで冴花がジャーナリストの武内ミーナを紹介する。 彼女を通して混黒の実態を世間に公表し、開拓分校がひとつの学校として機能していると 世間に証明すれば、対外試合が認められるという筋書きだ。 開拓分校の事務員で元「開拓高校」校長の喜沢が混黒の福山校長の元を訪れ、 ミーナの書いた記事で揺さぶりをかけ、開拓の再独立を要求する。 それから数週間後、突如開拓分校が混黒本校から独立し、開拓高校になるというニュースが入ってきた。 開拓以外の分校は依然混黒の支配下であるが、ミーナはそう長くは持たないと推測する。 だがこれで、ひとつの高校として地方大会に参戦できる。 打倒混黒を目標に掲げ、主人公たちはより一層練習に打ち込んだ。 そして優輝は主人公を呼び出し、混黒に戻ると告げる。 主人公とともにならどこまでも行けるが、それでは主人公を超えることができない。 一人の高校球児として主人公に挑みたい、と。 優輝の答えに納得した主人公は快く優輝を送り出した。 436 :パワプロクンポケット13:2012/04/18(水) 16 24 52.35 ID UDQ0G6ui0 三年目、四月から晴れて「開拓高校」となり、もうすぐ夏の地方大会がやってくる。 甲子園へ挑む最初で最後のチャンス。 開拓野球部は着々と準備を進め、地方大会に参加する。 一回戦の先行高校で予期せぬ展開に現実逃避するところを冴花に折檻されながらも勝ち、 二回戦の高校キングのキャプテンの倣岸不遜振りにキレながらも倒し、順調に決勝へ駒を進めていく。 そして決勝戦、開拓高校は宿敵・混黒高校とぶち当たる。 エースの餅田と四番の優輝を擁する混黒との最後の戦いを制した主人公たち開拓高校は甲子園に進出した。 甲子園に出場し快進撃を続ける主人公たちはある夜、かつて開拓に落とされ行方をくらましていた大畠に出くわす。 開拓から姿を消した後、大畠はホンフーという男にスカウトされ、十三番高校の四番に君臨していた。 混黒本校には12ある分校のうちさらに13番目の分校が存在し、そこへ行った者は二度と戻ってこれないという都市伝説が伝わっていた。 その13番目のキャンパスこそが十三番高校で、監督を務めるホンフーの秘薬によってドーピングを施され、 超人的な身体能力と引き換えに副作用で崩れていく顔面を隠すため、選手達はホッケーマスクを被っていた。 一年目のときにホンフーが主人公に近づいたのは十三番高校へ誘い、モルモットにするためだった。 ホンフーの残忍な実験を知った主人公たちは憤慨する。 そして迎えた決勝戦、試合は開拓高校の優勢で進んでいく。 一方の十三番高校はドーピングの副作用で選手達の顔面が崩れかかっていた。 試合を取りやめてもおかしくない状態だったが、勝利を渇望する十三番ナインにホンフーは潜在能力を全て引き出す禁断のツボを施した。 想像を絶する激痛に耐え、十三番ナインは全ての力を出し切って開拓に立ちはだかる。 死闘の末、開拓高校が勝利し、悲願の甲子園を制した。 437 :パワプロクンポケット13:2012/04/18(水) 16 31 42.83 ID UDQ0G6ui0 それから月日は流れ、十一月。 主人公はドラフト会議で一位指名され、プロ入りを果たした。 優輝も指名されていたが辞退し、大学で一からやり直すらしい。 主人公はこれまで戦ったライバルたちを踏み躙ってきたと思いを馳せるが、 仲間から「お前のおかげで俺達に希望を与えてくれた」と感謝し、主人公の背中を後押しする。 その後、実態を暴かれた十三番高校は廃校処分を余儀なくされ、残る11の分校は混黒本校から独立し、 長きに渡る混黒の支配を抜け出した。 完 438 :パワプロクンポケット13:2012/04/18(水) 16 33 58.59 ID UDQ0G6ui0 以上、表本編は終了。 時間があれば14表のほうも手がけようと思う。 あと、彼女を作るといつもの展開になる。 彼女1…尻要員。誰かに聞かれてるほうが燃える(主人公が)。父親はシリーズの元黒幕だけど殺される 彼女2…トッテモ、オイシイヨ!(沙耶の唄的な意味で) 彼女3…主人公の○。近○相○ 彼女4…朝チュン。野球超人伝担当 彼女5…闇堕ち。ラブブレイカー 彼女6…緑髪。誰もいない教室で二人っきりの汗だくのスポーツを展開する 彼女7…隠し彼女。バレンタインではツンツンした気持ちをトッピングしてくれる。9の某緑髪の腹違いの妹 最後に、冒頭で主人公が事故に遭ったのは主人公を妬んでいた上級生の仕業。 これは某彼女ルートでないと判明しない。 439 :ゲーム好き名無しさん:2012/04/18(水) 20 20 00.68 ID yv7wHYNE0 パワプロクンポケット乙です なんだか結末があっさりしてるけど、 黒幕のホンフーってやつが破滅したり十三番高校の生徒が救われたりはしないの? 優輝をいじめてたり主人公を妬んで事故に合わせた上級生達へのお咎めもなし? なんだかスッキリしないな >彼女3…主人公の○。近○相○ ええー 義理とかじゃないの?いいのかそれ? 447 :パワプロクンポケット13:2012/04/19(木) 15 13 14.23 ID dxWN/vkQ0 439 ホンフーは大会後に姿を消して、十三番の連中はエピローグでリハビリを受けてることが語られる。 先輩の件は、某彼女ルートのイベントを進めると二年目辺りできっちり制裁を受ける。
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/2308.html
パワプロクンポケット14 機種:NDS 作曲者:渡邊紀如、佐藤直之、広野智章、村井美紀、田川義浩 開発元:コナミ, パワプロプロダクション 発売元:コナミ 発売年:2011年 概要 「パワポケ」シリーズの第14作目。キャッチコピーは「今度のパワポケはド派手!」 初代から続いたストーリーが今作でついに完結。 前作に比べ、多少のシステム変更がある。 音楽は例によってアツイ曲もあるよ。 サントラはしばらくitunes Storeだけの配信であったが、2016年にAmazonでも配信が開始された。 2011年11月発売の「Nintendo DREAM 12年1月号」でゲームよりBGMが3曲付録CDに収録され、同時に作曲者インタビューも掲載されたため、三曲だけ具体的な作曲者がわかっている。 (前作:パワプロクンポケット13) 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 ポケット!フォーエバー! 佐藤直之 メインメニュー 第11回814位NDS269位 ワイワイファイファイ 良きも悪きも思い出だ おっつー! キャンプ・ア・ゴーゴー うちまくるぜい! 野球上等! ケッカ de サンバ☆ ホーームリャン! こーたいしましょ そうしましょ 長くてもいい奴、出てこいやっ! なんともペなんとも~大変 みに見にミニ観戦 母さん、オレやったよ 父さん、オレやったよ オレって、オレって… 俺様の戦い 行くぜ! Let's!スクラッチョ♪ いざ、トツゲキ! へ・へこたれてないやーい! 燃え尽きるぜ~ 激情、田舎暮らし 甲子園球児と呼んでくれ あの4度目の桜 トツゲキ甲子園・むずかしいパワプロクンポケット4の春のアレンジ 2011年150位レース・スポーツ297位NDS377位アレンジ165位 この4番目の海 トツゲキ甲子園・むずかしい(甲子園)パワプロクンポケット4の夏のアレンジ 余裕で勝ってみせる! 挑戦の時! 汗と涙は球児の華! トツゲキ甲子園・甲子園決勝戦 2011年214位レース・スポーツ120位NDS347位 目指すはテッペン! ザ・テッペン! 無念・・・(泣) ああ、ごめんなさい 新世界へのトビラ! 魔球小僧、その名前は・・・? どれにしようかな♪ メガネ、眼鏡、めがね・・・ 桜舞い、球児舞う 麦わら帽子と野球帽 佐藤直之 紅葉!高揚!野球の秋! 白球重ねて雪だるま。 ベースボールへこんにちは。 努力と魔球とオレ 練習試合など 勝負と魔球とキミ 全国大会戦 世界と魔球とナカマ 世界大会戦 未来と魔球とジンルイ ブラックホールズ戦 第6回496位第7回892位2011年109位レース・スポーツ76位 勝ちましてん。 どないやねん。 負けましてん。 こ~れで~ねられる~♪ 栄光のフラッグ 渡邊紀如 君の事は忘れない! いざ試合! それから・・・ ウキウキ~フワフワ~モジモジ~ 第一印象から決めてました あいつ、あやしくねぇ? ぼく泣いちゃいます オラオラオラ~! らん☆ら☆らん♪ バカやってんだから なにか・・いる・・・ ギャ~でたぁ~~!! 顔を上げてごらん しんみり子 ハッピークリスマス! カタストロフ フダザムライ、見参! 「うううう」かよ…まあいいか I am a student. I was a samurai. 民の見る風景 旅人が見た風景 天守から見える風景 この1枚に全てをかける! 今組み立てるからちょっと待って でゅえりすと・準二級 でゅえりすと・初段 村井美紀 NDS236位 でゅえりすと・皆伝 2011年291位 あっぱれ!! なぬっ!? 参りました・・・ なぁ~にたくらんでるの? 武士の目にも涙 やっぱり見なかったことに・・・ パワポケ珍道中 ポケット寺院のお巫女さん まぜまぜどっかーん! くせ者だ!ひったてい!! 次回へ続く! 渡邊紀如 完!! 合体!…そんな機能ないだと!? はんよ~ DAN・DON・DAN・DON 戦っちゃいますか? 垣間見る裏の世界 密かなる悪意 張り詰めた刻 勝負だ! ほっこり登録♪ 登録します! パッパラー! データみるみるみ~る ずっと忘れない! 輝く未来へ向かって 渡邊紀如 なんじゃそりゃ いつか帰る場所 渡邊紀如 この世界が見せる風景 もう負けたくないっす さようなら・・・体力の限界 つわものどもがゆめのあと・・・ ホラ選んで 2×2でニンニニン! 両替お断り! 野菜マニアIIDX この感動を、今君に伝えたい! 逆襲の時! 射的フォーティーン UFOキャッ・・・占いです 運は実力で勝ち取れ 今日の運勢占っちゃおう ! フィーバーテキテキ お祭りだい! 射的テキテキ ラッキー ハッピー スエッキー キョー ダイキョー ひゃっほーう! ありゃりゃ~ サウンドトラック パワプロクンポケット14 オリジナルサウンドトラック ダウンロード配信。 PV
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/1718.html
パワプロクンポケット10 機種:NDS 作曲者:大久保悟, 北川保昌, 広野智章, 木村雅彦, 白山貴史 開発元:コナミ、パワプロプロダクション 発売元:コナミ 発売年:2007年 概要 「パワポケ」シリーズの第10作目。 新たにWi-Fi対戦機能が追加され、国内のプレイヤーと対戦できるようになった。 ゲーム内のサウンドテストがある。作曲家がどの曲を担当したかは不明。 (前作:パワプロクンポケット9 次作:パワプロクンポケット11) 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 10th Anniversary! メインメニュー ワイワイファイファイ wi-fi対戦メニュー 良きも悪きも思い出だ アルバム おっつー! クリア やるぞ! 試合開始時 ホーームリャン! ホームラン こんな感じでっせ 対戦試合結果 対決だ! カード野球 うちまくるぜい! ホームラン競争 キャンキャンキャンプ キャンプ練習時 長い戦いが今始まる・・・ ペナント開始 なんとぺなんと楽しい生活 ペナント ハイスピードゲーム 高速試合 母さん、オレやったよ リーグ優勝 父さん、オレやったよ 日本一 オレって、オレって… 日本シリーズに出場できずに終了 俺様の戦い 俺ペナ 行くぜ! 俺の出番だ! とっとと入力だ 表名前入力 なにかがはじまる…。 表オープニング1 へ?大丈夫かな??? 表オープニング2 へ・へこたれてないやーい! 1年目4月~1年目7月2週 うん、ボク、がんばるぞい★ 1年目7月3週~ ウキウキ春らんまん 2年目4月~7月2週 ボチボチやってますぅ 2年目7月3週~ 燃え尽きるぜ~ 3年目 実家de一休み 冬休み 試されてセレナーデ 実力テスト きゃきゃってこーい! 練習試合 余裕で勝ってみせる! 地区予選 戦っちゃいますか? 大江和那の戦闘イベント正義の味方登場イベント 第3回212位第7回571位KONAMI43位掘り出し155位レース・スポーツ72位NDS256位 つ・ついに…!! 甲子園出場 親切高校校歌 甲子園優勝 オラオラオラ~! ガンダーロボ出現 なんだかんだ言うても ドラフト キャッチマン 裏サクセス 諸君、入力の時だ 裏名前入力 イン・ザ・ナイツ 裏オープニング 愚行 裏オープニング モグラのラは、ラッパのラ 裏オープニング さあ!冒険だ! チャンバの街 ウロウロしてみま~ 広場のリンのイベントなど ボキャブラリー 教会イベント 今夜貴方のハートも頂きます レッドローズ あやしくないアルよ~ 遺跡内商人 ジ・アースパワー 溶岩マップ 水は命・・・ 水マップ エクスプローラー 山の遺跡 グリーンだよん 森の遺跡 ルンルンルインズ 塔の遺跡 バトォーワン! 白兵戦 バトォーツー! ディッガー戦闘 ボスノバ ボス戦 ウインナー! 戦闘勝利 また出やがりまして ガンダーロボ戦 アーメン・・・ 天使戦 どれにしようかな♪ 表開始時 ウキウキハッピーフゥ~!! 女の子とのイベント時(校内) 楽しいデート 女の子とのデート時 しんみり子 エピローグなど エンドレス・ダークネス バッドエンドルートのイベントなど ホの字です★ 彼女出来るとき、グッドエンドルートのイベント 垣間見る裏の世界 裏社会系の話が出るイベントなど 悪因悪果 悪いこと系のイベント ケラケラケミカル 田西や荒井三兄弟などの登場イベント こわひ・・・ テイが現れる場面など はんよ~ リセット後開始時 勝負だ! ミニゲーム開始時 いざ試合! 試合前 勝ちましてん。 勝利 負けましてん。 敗北 どないやねん。 引き分け ほっこり登録♪ クリア時 登録します! 選手登録 データみるみるみ~る 選手登録 パッパラー! 選手をポイントに いいんじゃねー アルバム(Good系) うっ、うぅ・・・ アルバム(Bad系) フャッフャッフャー アルバム 無念…(泣) アルバム(ゲームオーバー系) 終わりどす 野球魂0エンド また会いしましょー スタッフロール 野球仙人じゃ。 ゲームオーバー時 ホラ選んで ミニゲーム選択 ジャン・ポン・ケン! Pカード きたきたきた~ Pカードリーチ時 ふきふきレースだよ ぞうきん あとだしやーよ ちーぐーぱー 先輩!あっざーす! コンコンノック 射的テキテキ 射的 フィーバーテキテキ 射的フィーバー時 ラッキー 大吉 ハッピー 吉 スエッキー 末吉 キョー 凶 ダイキョー 大凶 ルンルン ミニゲーム成功 ガガーン ミニゲーム失敗 サウンドトラック パワプロクンポケット10 オリジナルサウンドトラック
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1426.html
パワプロクンポケット3 智美BADルート:part24-379~383・386・389~391 正史と思われるルート:part63-175~183,186~187 379 :パワプロクンポケット3:2006/08/27(日)01 32 37 ID dVnV8dqn0 極悪久高校の甲子園優勝から3年。 世界のスポーツはそのほとんどがプロペラ団のものになりつつあった。 のりかとの結婚生活を送っていた主人公はひょんなことから死に、 亀田と唐沢博士の手によって、サイボーグとして蘇ったのだった。 第一章 生きる為に働け! 主人公には生きていた頃の記憶が全くない。 亀田は主人公はプロペラ団との戦いによって死んだと説明し、 半ば強引に主人公は自分たちの組織「ネオプロペラ団」の一員にする。 プロペラ団と戦う正義の組織なのにも関わらず 「ネオ」プロペラ団という敵の名称が入った名前に疑問を持つ主人公だったが、 アパートの一室を秘密基地として、アルバイトで活動資金を稼いでいく。 一般的な悪の組織と戦うサイボーグヒーローとのギャップを感じる主人公。 聞くと亀田は主人公の得意な野球でプロペラ団を倒すという。 亀田の計画は毎年プロペラ島で開かれる闇大会で優勝、 その時に入れる中枢を滅茶苦茶にして島を沈め、 プロペラ団の資金源を断つというものだった。 一方プロペラ団支部では、支部長となった智見がビッグボス、Mrリッチモンドによる指令を受けていた。 何が何でも全てのスポーツを支配しようとするビッグボスにあきれる智見。 智見はプロペラ団を脱走した唐沢博士を亀田を警戒するものの、放置することを決める。 大会に参加するため、火星に行くことが夢である火星カンパニーのチーム 火星オクトパスを見つけてくる亀田。 だが元プロのためセンスはあるものの、能力不足のため主人公は入団試験に落ちてしまう。 アルバイトに励む主人公はある日、近所の子供達からスポーツはあらかじめ優勝するチームが 決まっていることとを知る。 プロペラ団はリーグを面白くして、収入を安定させるために ある程度スポーツの勝ち負けを演出してコントロールしているのだ。 プロペラ団を倒してスポーツ界をまともな状態に戻すことを決心する主人公。 資金を溜め、パーツを買うことでパワーアップをした主人公は 見事火星オクトパスに入団するのだった。 だが自称アスリートで元極悪久高校の英語教師アルベルトがオクトパスで4番を打っていることを知り、 二人は先行きに不安を感じる。 12月、元スリーエーの女投手アンヌとも知り合いになり、 いよいよプロペラ島での試合! と思ったものの、主人公は今年から巨額の賞金目当ての実績のないチームを絞るため、 一年かけて予選を行ない、選抜を行なうことになったことを知る。 ルールを変えられたことに怒る亀田。 そして予選の一回戦。 相手チームの木岡率いるラッキーフラワーズは垣内社長との因縁の相手。 久しぶりの試合にはりきる主人公。 火星オクトパスは先制点を上げ、そのままフラワーズに勝利。 木岡と垣内があらかじめ他のチームを潰しておいたため、 この一回戦の勝利だけでオクトパスはプロペラ島へと駒を進めるのだった。 380 :パワプロクンポケット3:2006/08/27(日)01 35 16 ID dVnV8dqn0 第二章 命ある限り… アルバイトを続ける主人公だったが、なんだか調子が悪い。 唐沢博士に相談すると、生命維持装置の耐久性が低くあと一年しか命が持たないという とんでもない宣告をされる。 おまけに装置の交換に必要な資金は300万円! 主人公は文字通り資金集めに命をかけることとなる。 亀田にプロペラ団の基地をつぶし、資金を集めることを薦められた主人公は 次々とプロペラ団の拠点を調べていく。 一度は敗北するものの、爆弾ネズミ、ゾンビ、ロボットのPX001を倒した主人公は 組織から爪弾き者となっている元聖皇学園4番のネロ、バッタの改造人間立花、 PX001改めたかゆきを説得して仲間にする。 さらにプロペラ団を抜けた宿敵、元大東亜学園投手の鋼、 プロペラ団によってクビにされたくらがり、ドミオ、 トラブルメーカーの冬野を勧誘し、 オクトパスはどんどん強力なチームに変貌していく。 主人公自身も、たこ焼きやを始めた外藤に出会い、徐々にだが記憶を取り戻す。 ある日、智美は主人公の墓参りをしているときに偶然通りかかった主人公を見かける。 智美にあった外藤は、主人公は生きていたものの 記憶喪失で居場所がなくなり苦しんでいることを告げるが、 主人公の死を確認した智美はそれを信じない。 智美がプロペラ団の収入源のひとつである新興宗教フラップ教団の視察を行なっている最中に 主人公が突如登場。 教祖とスプーン曲げ対決を行なうものの、負けてしまった主人公は信者にボコボコにされる。 主人公を病院に連れて行き、何者なのか問う智美。 「ただのサイボーグです」とか無茶苦茶な返答をする主人公。 怪しいと感じた智美は美千代という偽名を名乗り、正体を探るために電話番号を渡す。 退院した主人公はフラップ教団の教祖に再挑戦し、なんとか教祖も仲間にするのだった。 「活動資金をもらっていくでやんす~」 「クラゲ飼育セットが欲しいのでやんす~」 「パソコンが安いのでやんす~」 「英会話セットが安かったのでやんす~」 何故か理不尽な理由で溜めた金を容赦なく最悪20%も奪っていく亀田にも負けず、 300万円を用意した主人公は、博士の作ったパーツでなんとか一命を取り留めた。 そしていよいよプロペラ島での野球大会へと参加する火星オクトパス。 初戦の相手は何とプロペラ団所属の優勝候補、プロペラデストロイヤーズ。 自分たちの存在がばれたのではないかと危惧する主人公と亀田。 そうこうしているうちに試合が始まるが、強力な選手を引き連れ、 強化された火星オクトパスはなんとプロペラデストロイヤーズに勝利してしまう。 あわてるプロペラ団。 しかしビッグボスはオクトパスの買収を指示。 優勝賞金の半分を提示された垣内は2回戦を辞退。 自分たちの安全を確認した亀田もそれに賛同し、オクトパスは島から帰ってきてしまう。 火星へ行くという夢のため、確実に金を得る方を選んだ垣内だったが、 主人公や社員達の頑張る姿を思い出し、素直に主人公に謝る。 そんな社長を見た主人公は、来年こそ優勝することを約束するのだった。 381 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/27(日)01 38 14 ID dVnV8dqn0 第三章 記憶を求めて! 主人公は鋼からプロペラ団について聞き出す。 プロペラ団は元々アメリカでスポーツの健全化を図る普通の権利団体としてスタートした。 しかし、理想論だけではスポーツを暴力や利権から守れない。 スポーツの健全化を建前に次々とより大きな権力、利権を取り込んでいた結果 破壊行為、脅迫を平気で行なう狂気の集団になってしまったのだ。 現在でも構成員のほとんどはスポーツの健全化を信じ、無償のボランティアで 活動を行なっていることに驚く主人公。 現在のプロペラ団を「自分の死を認めようとしない死病の鯨」と例える鋼。 鋼は組織が拡大しすぎてしまったため、現状維持ができなくなり、 存続のために勢力拡大を行なうプロペラ団は、いずれ滅びる運命にあると断言する。 プロペラ団を倒し、無政府状態となったスポーツ界が、必ずしも健全になる保障はないとも…。 鋼はプロペラ団と決別をつけるためにネロと共に基地を襲撃、 主人公に強力なパーツを渡すのだった。 さらに夢の中で記憶ゲージを8割埋めろという具体的な指示を貰った主人公は、 外藤のたこやきやでバイトしたり、のりかの悪夢を見たり、廃校となった極悪久高校に通うことで 本格的に記憶を取り戻し始める。 偽名を名乗る智美としばらくデートをした後、極悪久高校へと誘う主人公。 主人公は智美にどうして自分と知り合いだったことを黙っていたのかを問い詰める。 自分のことを思い出してほしかったと答える智美。 この出来事で謎のサイボーグが主人公であることを確信した智美は 唐沢博士と亀田が主人公の脳を持ち出していたことを突き止める。 「全て亀田の仕業だったのね」真相に気付く智美。 そして12月。 鋼の予言通り、組織としての限界がきてしまったプロペラ団。 力によって選手達を抑えることができなくなり、 南米支部での選手達のストライキを皮切りに各支部で次々と問題が発生。 大混乱の中、ビッグボスは新たな動きを起こす資金を得るため、プロペラ島へと向かう。 再びプロペラ島へと向かうオクトパス。 来図率いるドルフィンズを破り、勝ち進んでいったオクトパス。 決勝の相手はやはりプロペラデストロイヤーズ。 追い詰められるものの、鋼の力投、味方打線の爆発でついに逆転勝利。 しかし、オクトパスに主人公と亀田がいることを知った智美は、試合場に工作員を突入させる。 オクトパスと工作員の大乱闘で滅茶苦茶になる試合場。 その騒ぎに乗じて亀田はプロペラ団の中枢へと潜り込む。 亀田の目的は最初からプロペラ島に眠る隠し財宝だったのだ。 だが、遅れて亀田を追ってきた主人公は島の時限自爆装置を作動させてしまう。 大混乱に陥るプロペラ島。 ビッグボスを爆弾付きのヘリに乗せ、爆殺しようとする智美だったが 失敗の責任を追求するビッグボスに撃たれてしまう。 逃げようとする主人公の前に、虫の息の智美が現れる。 「あなたが…甲子園で優勝した……時 わたし、亀田君を利………前の支部長を…たから あのときに………言えなかったから………今言うね。 甲子園優勝…おめでと……う…。」 最後の言葉を交わし、智美は主人公の目の前で絶命する。 隠し財宝を求め、中枢へと向かうビッグボス。 しかし、ついに自爆装置が作動。 プロペラ島はプロペラ団と共に崩壊するのであった。 382 :パワプロクンポケット3:2006/08/27(日)01 40 20 ID dVnV8dqn0 ついにプロペラ団を倒したものの、釈然としない主人公。 その時、頭にボールが激突。 主人公は自分の死因が、崖から落ちたことであることを思い出した。 主人公の死は保険金を得ようとしたのりかの仕業だったのだ。 亀田を問いただす主人公。 「なぁんだ。全部思い出しちゃったでやんすか。」 ついに亀田が本性を表した! 亀田はおこづかい、唐沢博士は研究費を得るためプロペラ団を抜け、 主人公を好きな智美に手加減させるために主人公を蘇らせ、こきつかっていたことを語る。 さらに亀田はプロペラ団残党をまとめ上げ、世界征服を行なうことを宣言する。 大切に思っていた智美を助けるためにプロペラ団に入ったにも関わらず、 智美が本当に好きな人が主人公であり、 自分が主人公の当て馬でしかなかったことを知った亀田は、 智美と主人公への復讐のためにこの計画を思いついたのだった。 「力ずくでもそんなことやめさせてやる!」 二人の男の決闘が始まった! 激しい殴り合いの末、主人公に負ける亀田。 しかし亀田には最後の切り札があった。 亀田の呼び出しに答え、地下から地響きと共に巨大なスーパーロボット、 ガンダーロボがその姿を現す。 亀田は主人公から奪った金で、こっそり1/1スケールのアニメのロボットを作り上げていたのだった。 「うおおーついに長年の腐れ縁に決着をつけるときが来たのでやんす!」 主人公vs亀田の第2ラウンド サイボーグvsスーパーロボットの戦いの火蓋が切って落とされた! 圧倒的な力で襲い掛かってくるガンダーロボ。 主人公がミスをするたびに強力な光線が襲いかかってくる。 おまけにガンダーロボの体力はとんでもなく多く、一発や二発のカウンターではびくともしない。 絶望的な状況の中、攻撃を潜り抜け、着実に反撃でダメージを与える主人公。 一進一退の攻防。 そして長く苦しい死闘を制したのは、サイボーグである主人公であった。 敗れた亀田に、何故こんなことをしたのか問う主人公。 亀田は極悪久高校を甲子園に導いた主人公のように何かを成し遂げたかったと語る。 全ては亀田の主人公への嫉妬が原因だったのだ。 「その割には俺だけ働かせて、何にもしなかったじゃないか!」 「そうなのでやんす。おいらヒマでヒマでもう張り合いがなくなっちゃって…」 亀田をぶん殴る主人公。 主人公はクローン再生装置で人間へと戻り、 亀田と共にプロ野球に殴りこみをかけることを誓うのだった。 パワプロクンポケット3 完 383 :パワプロクン:2006/08/27(日) 01 45 48 ID dVnV8dqn0 とりあえずプロペラ団三部作はこれでおしまい。 ルートによっては、主人公が奴隷になったり、 亀田と一緒に世界征服したりするけど、これが正史です。 今多分パワポケの中でも一番ストーリーが濃いであろう6と6のしあわせ島を書いてます。 4、5、7、8、ダッシュとかは誰か書いて。 386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/27(日)18 38 11 ID me1ZwHAe0 パワプロクンポケットの人、毎回乙です。 あいかわらずイヤなイベントのある話ですね しかし公式サイト行ってみたんですが、 ttp //www.konami.jp/gs/game/poke/8/history.html まとめとして…プロペラ団関係者のその後 [死亡] 日本支部長 ビッグ ボス [行方不明] 四路智美 唐沢博士 イワノフ となっているんですが。 後からそういう設定になったが、作中では智美は死亡と描写されてるって事ですか? 389 :パワプロクン:2006/08/28(月) 17 15 49 ID 54lynq6f0 386 一応5では死亡がほのめかされているようなイベントがあるので、 個人的にはほとんど死亡扱いだと思ってます。 他にも主人公が防弾チョッキをプレゼントしたおかげで助かり、 プロペラ団の下部組織を合法のものとして残すパターンと 主人公に別れを告げて、悪の道まっしぐらパターンがあるんですが、 上の二つだと行方不明にならないんで、死亡ルートを選びました。 390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/28(月)18 57 34 ID KVUQWWzF0 389 3は1みたいに他のヒロインがいたりはしないの? 391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/28(月)23 06 11 ID 1lcqBKLKO 全シリーズいるよヒロイン達は ただ、ブラックな過去が多い 3はガンダーロボ戦に集中しないと勝てないからいつやっても緊張する 175 :ゲーム好き名無しさん:2012/09/30(日) 09 59 21.85 ID 8ySs+97M0 174 乙でした 終わった直後にまた投下いきます パワプロクンポケット3(多分正史)です 既にパワポケ3は詳しい解説が載っていますが 2008年に発売されたパワポケ11で正史と思われるルートがほぼ確定したので、改めてそれを書いてみたいと思います。 公式で「正史は存在はするが、明確にはしてない。ゲーム中起きえないことでも正史になり得る」と述べられているように これが完全に正史と確定しているわけではありません。 ですが、wikiに載っている智美BADルートよりは遥かに可能性が高くなっております。 何分プレイしたのも随分前のため、情報をかき集めながら解説しております。 本編の本筋の内容はwikiに載っている部分と同じなので、詳しくはそちらを見ていただければわかると思います。 自分の文章より、よっぽどわかりやすくまとまっておりますので。 以下、主人公の名前はパワポケ、で統一していきます。 176 :パワプロクンポケット3:2012/09/30(日) 10 00 43.22 ID 8ySs+97M0 亀田と唐沢博士によりサイボーグとして復活したパワポケだが、最初は戸惑うことばかり。 とりあえずネオプロペラ団として、サイボーグとして生活の仕方を詳しく教えてもらった。 「充電で動くサイボーグには食事は不要だが、サイボーグとて人間。 食事を行わなかった旧式のサイボーグはよく精神崩壊を起こしていたのだが…」 などと恐ろしい事をのたまう唐沢博士だが、詳しいことがまとめてあるファイルを家に忘れてしまったらしい。 その直後、ノックの音が響き、見知らぬ女の子が部屋に入ってきた。 「お父さん、忘れ物よ」 「おお、すまんな。」 その女の子の名は唐沢ヒナコ。唐沢博士の娘だという。 (娘…ムスメ?孫じゃないのか?) 軽く見積もっても確実に初老は超えている唐沢博士の娘というには、ヒナコはあまりにも若い。 普通に十代の少女にしか見えない。 何やら不自然に思えるが、とりあえず変にツッコむようなこともせず、適当にスルー。 「えっとパワポケさんでしたよね。唐沢ヒナコです。よろしくね。」 「よ、よろしく。」 パワポケがサイボーグ生活にも慣れてきた頃、ネオプロペラ団のアジト(アパートの一室)で過ごしていたパワポケの元にヒナコがやってくる。 「いつも働いていて大変そうだから、そのうち暇なとき、一緒にどこかに行かないか」とデートの誘いをかけてきた。 「本当に、本当にいいの?」とパワポケは喜んで誘いに乗った。 以後、パワポケは金策に走り回りながらも、合間合間を見つけてはヒナコと過ごすようになり、互いに少しずつ引かれ会うようになる。 そしてヒナコと仲良くなり始めてしばらく経ったある日、博士はパワポケにヒナコはどこにいるか、と尋ねてきた。 ここにはいない、と答えると「ジャマしたな」とのみ告げて博士は立ち去った。 しかし博士が立ち去ろうとしたとき、何かを落としたのを発見する。 拾い上げてみると、それは数十年前のものと思われる白黒写真。 移っているのはまだ黒髪だった頃の唐沢博士、そしてヒナコによく似た博士の奥さんと思われる女性である。どうやら家族写真のようだ。 微笑ましく写真を眺めていると、いきなり博士に写真を奪われてしまった。 「今のは見なかったことにしろ」と、パワポケに迫る博士。 元々常識人とは言いがたい人間ではあったが、ここまで取り乱すのは初めて見る。 とりあえず適当に「はい」と答えてその場を凌いだものの、またあることに気が付いてしまう。 「さっきの写真…服装は違ったけど、真ん中に移っていたのはヒナコちゃんだったぞ? なんで、なんで今と同じ姿なんだ?」 しばらく経ってある日、ヒナコとのデートの後、例の写真について博士に話を聞いてみることにした。 「おお、あれのことか。だが真ん中の娘はヒナコではないぞ。ヒナコの姉のハナコだ。 もうとっくに結婚して、最近はちっとも顔を見せんでな。」 ナルホド、と納得したそぶりを見せるパワポケ。 「そもそも30年も前の写真だ。普通の人間が歳もとらずにいるわけがなかろう。」 ハッハッハと談笑する二人。話は解決と言うことでその場を後にする。 「絶対ウソだな。何か隠してる」と、パワポケは感づいている。 博士は博士で誤魔化し切れていないことに気付いているようだ。 177 :パワプロクンポケット3:2012/09/30(日) 10 02 11.27 ID 8ySs+97M0 その後、パワポケはヒナコに向かって年齢を聞いてみると、やや面食らいながら18と答えた。少しではあるが動揺してるようにも見える。 やっぱり何かがおかしい。ヒナコには何か秘密がある、とパワポケは確信する。 ある日、博士はサイボーグの身体の点検がある、呼び出される。 素直に言うことを聞くパワポケだが、なんと手足をロックされて身動きがとれなくなってしまった。 「これ以上ヒナコの事を詮索するな。」と脅迫する博士。このままでは何をされるかわかった物ではない。 しかしパワポケにとってヒナコはもはや他人ではない。事情くらい説明して欲しいと言い返す。 「はっ。まさか博士、ヒナコちゃんに何かしたんじゃ?!」 「だったらどうする?」 「あ、あんた悪魔か?!」 元々そこらへんの野良犬を「おもしろそうだから」などといってサイボーグに仕上げようと追いかけ回したり それ以前に元プロペラ団所属の科学者という時点で善人とは言いがたい人物ではあったが、まさか実の娘に手を掛けているとは… 「人間をなんだと思っているんだ!」と激しい怒りをぶつけるパワポケだが、博士は少しもひるむ様子はない。 「…お前さんは、自分の立場がわかっていないようだな。」 そういって博士は懐からリモコンを取り出す。 「お前さんに組み込んである自爆装置のスイッチじゃよ。ワシの作ったマシンには全て付けてある。 外部制御不能な機械などナンセンスというのがワシのポリシーだからな。」 そう言って、有無を言わさずパワポケを爆破してしまう。 幸い大破することはなかったが、黒焦げになってそのまま倒れ込んでしまうパワポケ。 このままだと流石に問題だからか、一応パワポケを修理し復活させる博士。 「よし、点検が終わったぞ。」 「はっ…あれっ?う~ん。えっと、なんだっけ。なにか大切なことを忘れているような?」 爆発のショックのせいか、それとも気絶してる間に頭をいじられたのか、パワポケはヒナコに対する疑惑を忘れ去ってしまう。 そんなことがあってヒナコのことを詮索することはなくなったが、彼女との関係は続いている。 そして夕日の輝くある日、パワポケは買い物帰りのヒナコを見つけ、荷物持ちをしてあげた。 綺麗な夕日に照らされながら帰る二人。 「………ねぇ、パワポケさん…。」 「なあに?」 「私のこと、好き?」 「……うん!」 「私が…、私が何者でも、好きでいてくれる?」 「えっ?!」 「クスクス、なんでもない…。なんでもないの。」 微笑みながらそう答えるヒナコ。 何はともあれ、この日から、パワポケはヒナコと正式な恋仲になった。 恋仲となったからといって特に様子が変わることもなく、これまで通りのお付き合いをする二人。 だがその別の日、町中で主人公は目の前で、ヒナコがプロペラ団の工作員に車に連れ込まれるのを目撃する。 パワポケは慌てて車に飛びつき必死に奮闘。 なんとか彼女を助けることに成功するも、助け出した彼女はぐったりしており、すぐに病院に彼女を担ぎ込む。 博士に電話でそのことを話すと「急いで病院からヒナコを連れ出せ」となぜか怒られてしまう。 「な、なんなんだ!ケガ人を連れて帰れなんて!」と憤るパワポケ。 幸いにも彼女は軽い脳震盪で命に別状はないらしく、一人で帰宅した模様。 178 :パワプロクンポケット3:2012/09/30(日) 10 03 46.49 ID 8ySs+97M0 「それよりもあの子いったい何者?普通の医者ならともかく、あたしの目はごまかせないわよ。」 とパワポケに問いかけるのは本家パワプロシリーズでおなじみの加藤女医。 ダイジョーブ博士の助手として鍛え上げられた彼女にはヒナコの秘密がバレてしまったようだ。 しかし博士によって記憶が吹き飛んでしまったパワポケには、何のことやらさっぱりだった。 そのまま博士の研究所に帰ってみると、ヒナコも無事に帰ってきているようで一安心。 父親にうるさく言われたので一人で帰ってきてしまって申し訳ない、と謝るヒナコ。 白昼堂々プロペラ団が動くとは珍しい、と驚く亀田。 博士が言うには、今回の件でプロペラ団も無闇に行動できなくなるはずなので、今まで通りに過ごしても問題ないとのこと。 「ただし、尾行を捲くときは今までより念入りにな。」 「うん」 (今までもそうしていたのか…) 自分の知らないヒナコの一面をしってパワポケは少し驚く。 そんなことがあってしばらく経ち、今度はヒナコのほうからパワポケに話があるといって呼び出した。 「前に私のこと好きだって言ってくれたでしょ?今でも気持ち変わらない?」 うん、と頷くパワポケ。彼の想いを確認したヒナコは全てを打ち明けてくれた。 やはりヒナコもパワポケと同じ、博士によって改造されたサイボーグなのだという。 高価な生体部品で作られたため、安価な金属部品で作られたパワポケと違って極めて人間に近い身体を持ち パワポケのようにサイボーグの身体をもてあますことは殆ど無い。 今は無きヒナコの母は、夫と同様研究者で、ある実験を行っていた。 しかし30年前、母親の実験事故により、母親はその場から消滅、ヒナコは身体の半分以上を失ってしまう。 博士はヒナコを生命維持装置で眠らせ、いつか医学が進歩して娘を助けられる日まで待っていた。 しかしその日が来る前にヒナコの身体が崩壊し始めてしまう。 そこで博士はプロペラ団に加入、プロペラ団の最新設備と莫大な予算をつぎ込み 誰にもわからないように、一人でヒナコをサイボーグに改造して蘇らせる事に成功した。 なぜ黙っていたのか、とパワポケに聞かれるも 「自分が受け入れられるかどうか怖かった。もうあんな化け物扱いされる哀しい思いはゴメンだった。」と答えた。哀しい過去があったことを覗かせる。 既に日の沈んだ帰り道、ヒナコはパワポケに胸の内を告げる。 「もし、生まれ変わりがあるなら、私、今度は普通に生きたい。 普通に恋をして、普通に結婚をして、普通に家庭を持つの。 変な組織から逃げ回ったり、好きな人に自分の正体がバレないかとか、心配しなくて済むような。 ……あ、でも普通じゃなかったから、こうしてパワポケさんとも出会えたのよね。 普通じゃない運命に感謝しないといけないのかな?クスクス。」 そしてヒナコはパワポケに一つだけお願いをする。今度の大会に自分を連れて行って欲しいと。 以前の誘拐騒ぎもあったので、プロペラ団主催の大会に彼女が行くのは危険じゃないのか、と思うパワポケだったが 亀田と博士曰く、大会中はお偉いさんが来て、プロペラ団支部はその対応に追われるはずなので自分たちなど眼中にないはず。 火星オクトパスの皆と一緒にいれば何ら問題は無いとか。 ヒナコをマネージャー登録してあげれば、大会中でもずっと一緒にいられるし、オクトパスの連中の士気もあがる、と珍しく優しい亀田。 それなら問題ない、だったら格好いいところを見せてやる、とパワポケは意気込んで彼女を大会に連れて行くことを約束する。 179 :パワプロクンポケット3:2012/09/30(日) 10 05 50.79 ID 8ySs+97M0 大会で火星オクトパスは順調に勝ち抜いていき、見事優勝を果たす。 そしてプロペラ島の財宝を狙う亀田、勘違いした(?)パワポケの手によりプロペラ島の自爆装置が作動。島全体がパニックになる。 財宝を得られなくなり、ショックでうろえている亀田の腕を引っ張りながら、パワポケは自爆する前になんとか島を脱出しようとする。 その頃、活動資金を狙いにプロペラ島に来ていたプロペラ団のビッグボスが、パニックの中 逃げ惑う人々とは逆にプロペラ団基地の内部に入り込み、財宝を探し始めていた。 パワポケが基地の中を迷っていると、胸騒ぎを感じて向かえに来たヒナコと出会った。 彼女に道案内を頼み、脱出を試みるもなんとそこでビッグボスと鉢合わせてしまう。 ビッグボスは事を起こしたのが目の前にいる男だと悟り、逆上して発泡。 何発か命中し、パワポケはケガ(故障)をしながらも、サイボーグの身体のおかげで大事には至っていない。 パワポケがサイボーグであることに気付いたビッグボスは、動けなくなったパワポケの頭部を狙う。 「だめええええええ!」 パン!パン! パワポケを庇い被弾するヒナコ。生体部品が仇となり、パワポケと違って致命傷を負ってしまったらしい。 怒り狂ったビッグボスは彼女に銃を向ける。 「やめろぉ!」 パン! 決死でビッグボスの凶弾からヒナコを救い、故障した身体を無理矢理動かしてその場をくぐり抜けるパワポケ。 ビッグボスは金と共に沈んでいき、パワポケ達は火星オクトパスと共になんとか島から脱出する。 しかしまだ死んでこそいないが、ヒナコは重体のまま。 博士が修理にかかるが、博士でさえも修理が難しいほどの様態だという。 その後記憶を取り戻し、亀田との決着を付けたパワポケは博士の下に向かう。 もはや博士自身にもヒナコのサイボーグの身体を修理することは不可能。 そこでヒナコのクローンの体を再生させ、そこに記憶を流し入れて人間として復活させることになった。 つまりヒナコはもはやサイボーグではなく、普通の人間の身体で復活するのである。 喜びかけるパワポケだが、話はそう上手くはいかない。 同じサイボーグでも、パワポケの場合、脳だけが保管されていたので 機械だろうがクローン体だろうが、とにかく身体だけ用意し、そこに脳を入れれば復活できた。 しかし、脳から身体まで全てクローン体でまかなおうとするヒナコの場合、そうは行かなかった。 例えクローンを用意しても、クローンの体には記憶が無く、ヒナコの頭は白紙のままなのだ。 苦肉の策として、プロペラ団の研究所で実験的にバックアップしていたヒナコの記憶データを流し込むことにしたが このデータはヒナコをサイボーグとして復活させる前のデータでしかない。 つまり自分がサイボーグになったこと、プロペラ団との因縁のことも全く覚えていないのである。 180 :パワプロクンポケット3:2012/09/30(日) 10 08 15.88 ID 8ySs+97M0 「お前さんにとって一番重要なことは、『3年間のお前さんとの思い出はなかったことになる』という事だ。」 「そんな… でも、それでヒナコちゃんが目を覚ますなら…。 ヒナコちゃんが望んでいた普通の生き方ができるなら…。」 記憶データを流し込み、晴れて人間として復活したヒナコ。まだ目を覚ます様子はない。 博士は昔、彼女が使っていた目覚まし時計を用意した。何気ない目覚めを演出するには一番とのこと。 そしてパワポケが初めて見るような優しい顔で自分の娘の目を覚まさせる。 「あ、お父さん。おはよう。」 「ああ、おはよう。ぐっすり眠っていたな。」 「うん、なんだかすごく長い夢を見ていたみたい。あら、お客様?」 そういってヒナコは不思議そうにパワポケを見つめる。 「ああ、ワシの友人だ。」 やっぱりもう自分のことは覚えてないのか…落胆するも、それを隠しなんとか元気を取り繕って「はじめまして」とだけ述べるパワポケ。 「…? ……? …パワポケ…さん?」 「!! はじめまして。えっと、ヒナコさん…でしたよね。 パワポケです。よろしく。」 「…よろしく。」 ―…つまり、お前さん達はもう一度「出会い」からやり直すということだ。ただし、目を覚ましたヒナコが、またお前さんの事を好きになるとは限らん。 ―イヤなこと言いますねえ。 ―なぁに、父親のヤキモチじゃよ。 ―…大丈夫です。やり直せます。そして今度は俺がヒナコちゃんを守ります。 181 :パワプロクンポケット3:2012/09/30(日) 10 09 38.31 ID 8ySs+97M0 数年後、博士は自分の家に戻り一休みしている。 「やれやれ、教会のイスがあんなにカタいものだとは思わなかった。腰が痛いわい。 ヒナコの奴、あんな野球バカのどこがいいんだか…。」 愚痴を言いつつも、どこか嬉しげな唐沢博士。 これで肩の荷が下りた、後はのんびりしようとする博士だったが、突如謎の男が目の前に現れる。 「むっ!お前達はプロペラ団の残党か!?いや…ちがうな!?」 「探しましたよ唐沢博士。30年前のツケ、今ここで払ってもらおう」 「30年前?そうかお前達は…!」 バン!バン! あれから唐沢博士は姿を消してしまった。 主人公はそのうちひょっこり戻ってくると思っているが、ヒナコは「二度と戻ってこない気がする」と言っている。 謎を残したままパワプロクンポケット3は幕を閉じる。 182 :パワプロクンポケット3:2012/09/30(日) 10 14 47.90 ID 8ySs+97M0 補足説明 ここから先は他のパワプロクンポケットシリーズ全体のネタバレになるため、そちらのネタバレが嫌な方はご注意ください。 ・なんでこれが正史の可能性が高いの? パワポケ11の回想シーン(というか種明かしシーン)で実際に博士が「やれやれ、教会のイスが~」と言っているシーンがあるからです。 そこで同様に博士が暗殺されていることが正史だとわかっているため、ヒナコルートが正史の可能性はかなり高いです。 ・最後に博士を襲った男達はなんだったの? この時点では名前も出てきませんが、パワポケ9当たりから本格的に登場し始めるジャジメントと言われる組織の工作員です。 パワポケ11で主人公が所属しているジャジメントナマーズの親会社でもあります。 全スポーツ統一というまだ可愛げのあるプロペラ団と違って ガチで世界征服に王手をかけている、裏でヤバいことやりまくってる危ない組織です。 ・30年前のツケってなんだったの? 詳しいことはわかりませんが、唐沢博士は奥さんの実験のためにジャジメントを利用していたようで、色々と恨みを買われていたみたいです。プロペラ団には単純に裏切り者として追われているようです。 ・奥さんの実験事故ってなんだったの? これもまた詳しいことはわかりませんし、完結作の14でも明らかになっていませんが 博士がその事故を調査した結果、なんとタイムマシンの基礎理論を発見したのです。 なので恐らく奥さんはどこかの過去に飛ばされてしまった可能性が高いです。 スタッフもこの辺の話をどうしてもゲーム中に組み込みたかったようですが 流石に話が脇道に逸れすぎるためか、直接触れられることはありませんでした。 ・その後、ヒナコと主人公はどうなったの? わかりません。基本的に前作の主人公が再登場することはないので、触れられることはありませんでした。 しかし何の手がかりも無いのかと言うとそうでもなく パワポケ14で、道で倒れている瀕死の女性が、近くを通りかかったメガネ達(山田・落田・湯田の歴代の相方三人)に赤ん坊を託す場面がありました。 その赤ん坊が成長して14の主人公となるのですが 彼の所属するフィンチーズの監督、元極亜久高校野球部の外藤が言うに「死んだ後輩によく似ている」らしいのです。 さらに彼の父親は「数奇な運命を辿った野球選手」であることが作中で明かされ 母親の方も公式で「詳しくは明けられないが、過去に登場したヒロインのいずれか」と述べられており 彼らの両親はこの二人の可能性があります。 もしそうだとしたら、彼らは「普通の生活」を遅れなかったのかも… といっても該当するキャラクターは他にもいるため、一概にそうだとは決めつけられません。 個人的には幸せな生活を送っていると信じたいです。 183 :パワプロクンポケット3:2012/09/30(日) 10 15 20.15 ID 8ySs+97M0 ・ヒナコが正史だというなら、他の彼女候補達は何にも関わっていないの? そこは明らかにされていませんし、そういうわけでもありません。 ちなみに公式で「1・3の主人公は正史で唐沢ヒナコ、四路智美、寺岡薫の三人と交流があった」と述べられており そのうち寺岡薫は自分から身を引いた事が明らかになっているため、確実な選択肢は既に2択に絞られています。 ちなみに彼女が主人公の身体を調べ、サイボーグ技術を学んだことによって 世界は大きく動いていくのですが、その辺はパワポケ12で詳しく描かれているいます。 四路智美はパワポケ5の時点で行方をくらませている描写がある程度で、詳しいことは何もわかっておりません。 ひょっとしたら高校時代からの片思いを成就させ、彼女が主人公とくっついている可能性もゼロとは言い切れません。 ・博士、博士言われてるけど、唐沢博士の本名ってなんなの? 唐沢博士(からさわひろし)です。 以上でパワプロクンポケット3(多分正史)の投下を終えます。 長文連続投稿失礼しました 186 :ゲーム好き名無しさん:2012/10/02(火) 14 58 10.28 ID PW6QLCKN0 博士に脅されたところは有無を言わさず爆破じゃなくてちゃんと選択肢は出てくるし、博士もテレビのリモコンと間違えて自爆ボタンを押したはずだよ なんか揚げ足取ってるみたいで悪いけど気になったから 187 :ゲーム好き名無しさん:2012/10/02(火) 20 47 29.00 ID 0NId5WQe0 186 正確に言うと「詮索をやめろ」という選択肢に「イヤだ」と答えると爆破されるが正しいですね 選択肢に関しては話をわかりやすくするために色々と省いていますが 「さてTVのリモコンはどこかな?」 「それはTVのじゃなくて爆弾の…」 「ハッハッハ、すまん手が滑ってしまった」 という理不尽な話だったので「有無を言わさず」という表現を使いました 他にも加藤先生から名刺をもらう場面や、ヒナコと主人公を見守る亀田と博士などの場面もありましたが 説明が少しややこしくなりそうなのでカットしてあります
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/683.html
パワプロクンポケット3智美BADルート:part24-379~383・386・389~391 正史と思われるルート:part63-175~183,186~187 379 :パワプロクンポケット3:2006/08/27(日)01 32 37 ID dVnV8dqn0 極悪久高校の甲子園優勝から3年。 世界のスポーツはそのほとんどがプロペラ団のものになりつつあった。 のりかとの結婚生活を送っていた主人公はひょんなことから死に、 亀田と唐沢博士の手によって、サイボーグとして蘇ったのだった。 第一章 生きる為に働け! 主人公には生きていた頃の記憶が全くない。 亀田は主人公はプロペラ団との戦いによって死んだと説明し、 半ば強引に主人公は自分たちの組織「ネオプロペラ団」の一員にする。 プロペラ団と戦う正義の組織なのにも関わらず 「ネオ」プロペラ団という敵の名称が入った名前に疑問を持つ主人公だったが、 アパートの一室を秘密基地として、アルバイトで活動資金を稼いでいく。 一般的な悪の組織と戦うサイボーグヒーローとのギャップを感じる主人公。 聞くと亀田は主人公の得意な野球でプロペラ団を倒すという。 亀田の計画は毎年プロペラ島で開かれる闇大会で優勝、 その時に入れる中枢を滅茶苦茶にして島を沈め、 プロペラ団の資金源を断つというものだった。 一方プロペラ団支部では、支部長となった智見がビッグボス、Mrリッチモンドによる指令を受けていた。 何が何でも全てのスポーツを支配しようとするビッグボスにあきれる智見。 智見はプロペラ団を脱走した唐沢博士を亀田を警戒するものの、放置することを決める。 大会に参加するため、火星に行くことが夢である火星カンパニーのチーム 火星オクトパスを見つけてくる亀田。 だが元プロのためセンスはあるものの、能力不足のため主人公は入団試験に落ちてしまう。 アルバイトに励む主人公はある日、近所の子供達からスポーツはあらかじめ優勝するチームが 決まっていることとを知る。 プロペラ団はリーグを面白くして、収入を安定させるために ある程度スポーツの勝ち負けを演出してコントロールしているのだ。 プロペラ団を倒してスポーツ界をまともな状態に戻すことを決心する主人公。 資金を溜め、パーツを買うことでパワーアップをした主人公は 見事火星オクトパスに入団するのだった。 だが自称アスリートで元極悪久高校の英語教師アルベルトがオクトパスで4番を打っていることを知り、 二人は先行きに不安を感じる。 12月、元スリーエーの女投手アンヌとも知り合いになり、 いよいよプロペラ島での試合! と思ったものの、主人公は今年から巨額の賞金目当ての実績のないチームを絞るため、 一年かけて予選を行ない、選抜を行なうことになったことを知る。 ルールを変えられたことに怒る亀田。 そして予選の一回戦。 相手チームの木岡率いるラッキーフラワーズは垣内社長との因縁の相手。 久しぶりの試合にはりきる主人公。 火星オクトパスは先制点を上げ、そのままフラワーズに勝利。 木岡と垣内があらかじめ他のチームを潰しておいたため、 この一回戦の勝利だけでオクトパスはプロペラ島へと駒を進めるのだった。 380 :パワプロクンポケット3:2006/08/27(日)01 35 16 ID dVnV8dqn0 第二章 命ある限り… アルバイトを続ける主人公だったが、なんだか調子が悪い。 唐沢博士に相談すると、生命維持装置の耐久性が低くあと一年しか命が持たないという とんでもない宣告をされる。 おまけに装置の交換に必要な資金は300万円! 主人公は文字通り資金集めに命をかけることとなる。 亀田にプロペラ団の基地をつぶし、資金を集めることを薦められた主人公は 次々とプロペラ団の拠点を調べていく。 一度は敗北するものの、爆弾ネズミ、ゾンビ、ロボットのPX001を倒した主人公は 組織から爪弾き者となっている元聖皇学園4番のネロ、バッタの改造人間立花、 PX001改めたかゆきを説得して仲間にする。 さらにプロペラ団を抜けた宿敵、元大東亜学園投手の鋼、 プロペラ団によってクビにされたくらがり、ドミオ、 トラブルメーカーの冬野を勧誘し、 オクトパスはどんどん強力なチームに変貌していく。 主人公自身も、たこ焼きやを始めた外藤に出会い、徐々にだが記憶を取り戻す。 ある日、智美は主人公の墓参りをしているときに偶然通りかかった主人公を見かける。 智美にあった外藤は、主人公は生きていたものの 記憶喪失で居場所がなくなり苦しんでいることを告げるが、 主人公の死を確認した智美はそれを信じない。 智美がプロペラ団の収入源のひとつである新興宗教フラップ教団の視察を行なっている最中に 主人公が突如登場。 教祖とスプーン曲げ対決を行なうものの、負けてしまった主人公は信者にボコボコにされる。 主人公を病院に連れて行き、何者なのか問う智美。 「ただのサイボーグです」とか無茶苦茶な返答をする主人公。 怪しいと感じた智美は美千代という偽名を名乗り、正体を探るために電話番号を渡す。 退院した主人公はフラップ教団の教祖に再挑戦し、なんとか教祖も仲間にするのだった。 「活動資金をもらっていくでやんす~」 「クラゲ飼育セットが欲しいのでやんす~」 「パソコンが安いのでやんす~」 「英会話セットが安かったのでやんす~」 何故か理不尽な理由で溜めた金を容赦なく最悪20%も奪っていく亀田にも負けず、 300万円を用意した主人公は、博士の作ったパーツでなんとか一命を取り留めた。 そしていよいよプロペラ島での野球大会へと参加する火星オクトパス。 初戦の相手は何とプロペラ団所属の優勝候補、プロペラデストロイヤーズ。 自分たちの存在がばれたのではないかと危惧する主人公と亀田。 そうこうしているうちに試合が始まるが、強力な選手を引き連れ、 強化された火星オクトパスはなんとプロペラデストロイヤーズに勝利してしまう。 あわてるプロペラ団。 しかしビッグボスはオクトパスの買収を指示。 優勝賞金の半分を提示された垣内は2回戦を辞退。 自分たちの安全を確認した亀田もそれに賛同し、オクトパスは島から帰ってきてしまう。 火星へ行くという夢のため、確実に金を得る方を選んだ垣内だったが、 主人公や社員達の頑張る姿を思い出し、素直に主人公に謝る。 そんな社長を見た主人公は、来年こそ優勝することを約束するのだった。 381 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/27(日)01 38 14 ID dVnV8dqn0 第三章 記憶を求めて! 主人公は鋼からプロペラ団について聞き出す。 プロペラ団は元々アメリカでスポーツの健全化を図る普通の権利団体としてスタートした。 しかし、理想論だけではスポーツを暴力や利権から守れない。 スポーツの健全化を建前に次々とより大きな権力、利権を取り込んでいた結果 破壊行為、脅迫を平気で行なう狂気の集団になってしまったのだ。 現在でも構成員のほとんどはスポーツの健全化を信じ、無償のボランティアで 活動を行なっていることに驚く主人公。 現在のプロペラ団を「自分の死を認めようとしない死病の鯨」と例える鋼。 鋼は組織が拡大しすぎてしまったため、現状維持ができなくなり、 存続のために勢力拡大を行なうプロペラ団は、いずれ滅びる運命にあると断言する。 プロペラ団を倒し、無政府状態となったスポーツ界が、必ずしも健全になる保障はないとも…。 鋼はプロペラ団と決別をつけるためにネロと共に基地を襲撃、 主人公に強力なパーツを渡すのだった。 さらに夢の中で記憶ゲージを8割埋めろという具体的な指示を貰った主人公は、 外藤のたこやきやでバイトしたり、のりかの悪夢を見たり、廃校となった極悪久高校に通うことで 本格的に記憶を取り戻し始める。 偽名を名乗る智美としばらくデートをした後、極悪久高校へと誘う主人公。 主人公は智美にどうして自分と知り合いだったことを黙っていたのかを問い詰める。 自分のことを思い出してほしかったと答える智美。 この出来事で謎のサイボーグが主人公であることを確信した智美は 唐沢博士と亀田が主人公の脳を持ち出していたことを突き止める。 「全て亀田の仕業だったのね」真相に気付く智美。 そして12月。 鋼の予言通り、組織としての限界がきてしまったプロペラ団。 力によって選手達を抑えることができなくなり、 南米支部での選手達のストライキを皮切りに各支部で次々と問題が発生。 大混乱の中、ビッグボスは新たな動きを起こす資金を得るため、プロペラ島へと向かう。 再びプロペラ島へと向かうオクトパス。 来図率いるドルフィンズを破り、勝ち進んでいったオクトパス。 決勝の相手はやはりプロペラデストロイヤーズ。 追い詰められるものの、鋼の力投、味方打線の爆発でついに逆転勝利。 しかし、オクトパスに主人公と亀田がいることを知った智美は、試合場に工作員を突入させる。 オクトパスと工作員の大乱闘で滅茶苦茶になる試合場。 その騒ぎに乗じて亀田はプロペラ団の中枢へと潜り込む。 亀田の目的は最初からプロペラ島に眠る隠し財宝だったのだ。 だが、遅れて亀田を追ってきた主人公は島の時限自爆装置を作動させてしまう。 大混乱に陥るプロペラ島。 ビッグボスを爆弾付きのヘリに乗せ、爆殺しようとする智美だったが 失敗の責任を追求するビッグボスに撃たれてしまう。 逃げようとする主人公の前に、虫の息の智美が現れる。 「あなたが…甲子園で優勝した……時 わたし、亀田君を利………前の支部長を…たから あのときに………言えなかったから………今言うね。 甲子園優勝…おめでと……う…。」 最後の言葉を交わし、智美は主人公の目の前で絶命する。 隠し財宝を求め、中枢へと向かうビッグボス。 しかし、ついに自爆装置が作動。 プロペラ島はプロペラ団と共に崩壊するのであった。 382 :パワプロクンポケット3:2006/08/27(日)01 40 20 ID dVnV8dqn0 ついにプロペラ団を倒したものの、釈然としない主人公。 その時、頭にボールが激突。 主人公は自分の死因が、崖から落ちたことであることを思い出した。 主人公の死は保険金を得ようとしたのりかの仕業だったのだ。 亀田を問いただす主人公。 「なぁんだ。全部思い出しちゃったでやんすか。」 ついに亀田が本性を表した! 亀田はおこづかい、唐沢博士は研究費を得るためプロペラ団を抜け、 主人公を好きな智美に手加減させるために主人公を蘇らせ、こきつかっていたことを語る。 さらに亀田はプロペラ団残党をまとめ上げ、世界征服を行なうことを宣言する。 大切に思っていた智美を助けるためにプロペラ団に入ったにも関わらず、 智美が本当に好きな人が主人公であり、 自分が主人公の当て馬でしかなかったことを知った亀田は、 智美と主人公への復讐のためにこの計画を思いついたのだった。 「力ずくでもそんなことやめさせてやる!」 二人の男の決闘が始まった! 激しい殴り合いの末、主人公に負ける亀田。 しかし亀田には最後の切り札があった。 亀田の呼び出しに答え、地下から地響きと共に巨大なスーパーロボット、 ガンダーロボがその姿を現す。 亀田は主人公から奪った金で、こっそり1/1スケールのアニメのロボットを作り上げていたのだった。 「うおおーついに長年の腐れ縁に決着をつけるときが来たのでやんす!」 主人公vs亀田の第2ラウンド サイボーグvsスーパーロボットの戦いの火蓋が切って落とされた! 圧倒的な力で襲い掛かってくるガンダーロボ。 主人公がミスをするたびに強力な光線が襲いかかってくる。 おまけにガンダーロボの体力はとんでもなく多く、一発や二発のカウンターではびくともしない。 絶望的な状況の中、攻撃を潜り抜け、着実に反撃でダメージを与える主人公。 一進一退の攻防。 そして長く苦しい死闘を制したのは、サイボーグである主人公であった。 敗れた亀田に、何故こんなことをしたのか問う主人公。 亀田は極悪久高校を甲子園に導いた主人公のように何かを成し遂げたかったと語る。 全ては亀田の主人公への嫉妬が原因だったのだ。 「その割には俺だけ働かせて、何にもしなかったじゃないか!」 「そうなのでやんす。おいらヒマでヒマでもう張り合いがなくなっちゃって…」 亀田をぶん殴る主人公。 主人公はクローン再生装置で人間へと戻り、 亀田と共にプロ野球に殴りこみをかけることを誓うのだった。 パワプロクンポケット3 完 383 :パワプロクン:2006/08/27(日) 01 45 48 ID dVnV8dqn0 とりあえずプロペラ団三部作はこれでおしまい。 ルートによっては、主人公が奴隷になったり、 亀田と一緒に世界征服したりするけど、これが正史です。 今多分パワポケの中でも一番ストーリーが濃いであろう6と6のしあわせ島を書いてます。 4、5、7、8、ダッシュとかは誰か書いて。 386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/27(日)18 38 11 ID me1ZwHAe0 パワプロクンポケットの人、毎回乙です。 あいかわらずイヤなイベントのある話ですね しかし公式サイト行ってみたんですが、 ttp //www.konami.jp/gs/game/poke/8/history.html まとめとして…プロペラ団関係者のその後 [死亡] 日本支部長 ビッグ ボス [行方不明] 四路智美 唐沢博士 イワノフ となっているんですが。 後からそういう設定になったが、作中では智美は死亡と描写されてるって事ですか? 389 :パワプロクン:2006/08/28(月) 17 15 49 ID 54lynq6f0 386 一応5では死亡がほのめかされているようなイベントがあるので、 個人的にはほとんど死亡扱いだと思ってます。 他にも主人公が防弾チョッキをプレゼントしたおかげで助かり、 プロペラ団の下部組織を合法のものとして残すパターンと 主人公に別れを告げて、悪の道まっしぐらパターンがあるんですが、 上の二つだと行方不明にならないんで、死亡ルートを選びました。 390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/28(月)18 57 34 ID KVUQWWzF0 389 3は1みたいに他のヒロインがいたりはしないの? 391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/28(月)23 06 11 ID 1lcqBKLKO 全シリーズいるよヒロイン達は ただ、ブラックな過去が多い 3はガンダーロボ戦に集中しないと勝てないからいつやっても緊張する 175 :ゲーム好き名無しさん:2012/09/30(日) 09 59 21.85 ID 8ySs+97M0 174 乙でした 終わった直後にまた投下いきます パワプロクンポケット3(多分正史)です 既にパワポケ3は詳しい解説が載っていますが 2008年に発売されたパワポケ11で正史と思われるルートがほぼ確定したので、改めてそれを書いてみたいと思います。 公式で「正史は存在はするが、明確にはしてない。ゲーム中起きえないことでも正史になり得る」と述べられているように これが完全に正史と確定しているわけではありません。 ですが、wikiに載っている智美BADルートよりは遥かに可能性が高くなっております。 何分プレイしたのも随分前のため、情報をかき集めながら解説しております。 本編の本筋の内容はwikiに載っている部分と同じなので、詳しくはそちらを見ていただければわかると思います。 自分の文章より、よっぽどわかりやすくまとまっておりますので。 以下、主人公の名前はパワポケ、で統一していきます。 176 :パワプロクンポケット3:2012/09/30(日) 10 00 43.22 ID 8ySs+97M0 亀田と唐沢博士によりサイボーグとして復活したパワポケだが、最初は戸惑うことばかり。 とりあえずネオプロペラ団として、サイボーグとして生活の仕方を詳しく教えてもらった。 「充電で動くサイボーグには食事は不要だが、サイボーグとて人間。 食事を行わなかった旧式のサイボーグはよく精神崩壊を起こしていたのだが…」 などと恐ろしい事をのたまう唐沢博士だが、詳しいことがまとめてあるファイルを家に忘れてしまったらしい。 その直後、ノックの音が響き、見知らぬ女の子が部屋に入ってきた。 「お父さん、忘れ物よ」 「おお、すまんな。」 その女の子の名は唐沢ヒナコ。唐沢博士の娘だという。 (娘…ムスメ?孫じゃないのか?) 軽く見積もっても確実に初老は超えている唐沢博士の娘というには、ヒナコはあまりにも若い。 普通に十代の少女にしか見えない。 何やら不自然に思えるが、とりあえず変にツッコむようなこともせず、適当にスルー。 「えっとパワポケさんでしたよね。唐沢ヒナコです。よろしくね。」 「よ、よろしく。」 パワポケがサイボーグ生活にも慣れてきた頃、ネオプロペラ団のアジト(アパートの一室)で過ごしていたパワポケの元にヒナコがやってくる。 「いつも働いていて大変そうだから、そのうち暇なとき、一緒にどこかに行かないか」とデートの誘いをかけてきた。 「本当に、本当にいいの?」とパワポケは喜んで誘いに乗った。 以後、パワポケは金策に走り回りながらも、合間合間を見つけてはヒナコと過ごすようになり、互いに少しずつ引かれ会うようになる。 そしてヒナコと仲良くなり始めてしばらく経ったある日、博士はパワポケにヒナコはどこにいるか、と尋ねてきた。 ここにはいない、と答えると「ジャマしたな」とのみ告げて博士は立ち去った。 しかし博士が立ち去ろうとしたとき、何かを落としたのを発見する。 拾い上げてみると、それは数十年前のものと思われる白黒写真。 移っているのはまだ黒髪だった頃の唐沢博士、そしてヒナコによく似た博士の奥さんと思われる女性である。どうやら家族写真のようだ。 微笑ましく写真を眺めていると、いきなり博士に写真を奪われてしまった。 「今のは見なかったことにしろ」と、パワポケに迫る博士。 元々常識人とは言いがたい人間ではあったが、ここまで取り乱すのは初めて見る。 とりあえず適当に「はい」と答えてその場を凌いだものの、またあることに気が付いてしまう。 「さっきの写真…服装は違ったけど、真ん中に移っていたのはヒナコちゃんだったぞ? なんで、なんで今と同じ姿なんだ?」 しばらく経ってある日、ヒナコとのデートの後、例の写真について博士に話を聞いてみることにした。 「おお、あれのことか。だが真ん中の娘はヒナコではないぞ。ヒナコの姉のハナコだ。 もうとっくに結婚して、最近はちっとも顔を見せんでな。」 ナルホド、と納得したそぶりを見せるパワポケ。 「そもそも30年も前の写真だ。普通の人間が歳もとらずにいるわけがなかろう。」 ハッハッハと談笑する二人。話は解決と言うことでその場を後にする。 「絶対ウソだな。何か隠してる」と、パワポケは感づいている。 博士は博士で誤魔化し切れていないことに気付いているようだ。 177 :パワプロクンポケット3:2012/09/30(日) 10 02 11.27 ID 8ySs+97M0 その後、パワポケはヒナコに向かって年齢を聞いてみると、やや面食らいながら18と答えた。少しではあるが動揺してるようにも見える。 やっぱり何かがおかしい。ヒナコには何か秘密がある、とパワポケは確信する。 ある日、博士はサイボーグの身体の点検がある、呼び出される。 素直に言うことを聞くパワポケだが、なんと手足をロックされて身動きがとれなくなってしまった。 「これ以上ヒナコの事を詮索するな。」と脅迫する博士。このままでは何をされるかわかった物ではない。 しかしパワポケにとってヒナコはもはや他人ではない。事情くらい説明して欲しいと言い返す。 「はっ。まさか博士、ヒナコちゃんに何かしたんじゃ?!」 「だったらどうする?」 「あ、あんた悪魔か?!」 元々そこらへんの野良犬を「おもしろそうだから」などといってサイボーグに仕上げようと追いかけ回したり それ以前に元プロペラ団所属の科学者という時点で善人とは言いがたい人物ではあったが、まさか実の娘に手を掛けているとは… 「人間をなんだと思っているんだ!」と激しい怒りをぶつけるパワポケだが、博士は少しもひるむ様子はない。 「…お前さんは、自分の立場がわかっていないようだな。」 そういって博士は懐からリモコンを取り出す。 「お前さんに組み込んである自爆装置のスイッチじゃよ。ワシの作ったマシンには全て付けてある。 外部制御不能な機械などナンセンスというのがワシのポリシーだからな。」 そう言って、有無を言わさずパワポケを爆破してしまう。 幸い大破することはなかったが、黒焦げになってそのまま倒れ込んでしまうパワポケ。 このままだと流石に問題だからか、一応パワポケを修理し復活させる博士。 「よし、点検が終わったぞ。」 「はっ…あれっ?う~ん。えっと、なんだっけ。なにか大切なことを忘れているような?」 爆発のショックのせいか、それとも気絶してる間に頭をいじられたのか、パワポケはヒナコに対する疑惑を忘れ去ってしまう。 そんなことがあってヒナコのことを詮索することはなくなったが、彼女との関係は続いている。 そして夕日の輝くある日、パワポケは買い物帰りのヒナコを見つけ、荷物持ちをしてあげた。 綺麗な夕日に照らされながら帰る二人。 「………ねぇ、パワポケさん…。」 「なあに?」 「私のこと、好き?」 「……うん!」 「私が…、私が何者でも、好きでいてくれる?」 「えっ?!」 「クスクス、なんでもない…。なんでもないの。」 微笑みながらそう答えるヒナコ。 何はともあれ、この日から、パワポケはヒナコと正式な恋仲になった。 恋仲となったからといって特に様子が変わることもなく、これまで通りのお付き合いをする二人。 だがその別の日、町中で主人公は目の前で、ヒナコがプロペラ団の工作員に車に連れ込まれるのを目撃する。 パワポケは慌てて車に飛びつき必死に奮闘。 なんとか彼女を助けることに成功するも、助け出した彼女はぐったりしており、すぐに病院に彼女を担ぎ込む。 博士に電話でそのことを話すと「急いで病院からヒナコを連れ出せ」となぜか怒られてしまう。 「な、なんなんだ!ケガ人を連れて帰れなんて!」と憤るパワポケ。 幸いにも彼女は軽い脳震盪で命に別状はないらしく、一人で帰宅した模様。 178 :パワプロクンポケット3:2012/09/30(日) 10 03 46.49 ID 8ySs+97M0 「それよりもあの子いったい何者?普通の医者ならともかく、あたしの目はごまかせないわよ。」 とパワポケに問いかけるのは本家パワプロシリーズでおなじみの加藤女医。 ダイジョーブ博士の助手として鍛え上げられた彼女にはヒナコの秘密がバレてしまったようだ。 しかし博士によって記憶が吹き飛んでしまったパワポケには、何のことやらさっぱりだった。 そのまま博士の研究所に帰ってみると、ヒナコも無事に帰ってきているようで一安心。 父親にうるさく言われたので一人で帰ってきてしまって申し訳ない、と謝るヒナコ。 白昼堂々プロペラ団が動くとは珍しい、と驚く亀田。 博士が言うには、今回の件でプロペラ団も無闇に行動できなくなるはずなので、今まで通りに過ごしても問題ないとのこと。 「ただし、尾行を捲くときは今までより念入りにな。」 「うん」 (今までもそうしていたのか…) 自分の知らないヒナコの一面をしってパワポケは少し驚く。 そんなことがあってしばらく経ち、今度はヒナコのほうからパワポケに話があるといって呼び出した。 「前に私のこと好きだって言ってくれたでしょ?今でも気持ち変わらない?」 うん、と頷くパワポケ。彼の想いを確認したヒナコは全てを打ち明けてくれた。 やはりヒナコもパワポケと同じ、博士によって改造されたサイボーグなのだという。 高価な生体部品で作られたため、安価な金属部品で作られたパワポケと違って極めて人間に近い身体を持ち パワポケのようにサイボーグの身体をもてあますことは殆ど無い。 今は無きヒナコの母は、夫と同様研究者で、ある実験を行っていた。 しかし30年前、母親の実験事故により、母親はその場から消滅、ヒナコは身体の半分以上を失ってしまう。 博士はヒナコを生命維持装置で眠らせ、いつか医学が進歩して娘を助けられる日まで待っていた。 しかしその日が来る前にヒナコの身体が崩壊し始めてしまう。 そこで博士はプロペラ団に加入、プロペラ団の最新設備と莫大な予算をつぎ込み 誰にもわからないように、一人でヒナコをサイボーグに改造して蘇らせる事に成功した。 なぜ黙っていたのか、とパワポケに聞かれるも 「自分が受け入れられるかどうか怖かった。もうあんな化け物扱いされる哀しい思いはゴメンだった。」と答えた。哀しい過去があったことを覗かせる。 既に日の沈んだ帰り道、ヒナコはパワポケに胸の内を告げる。 「もし、生まれ変わりがあるなら、私、今度は普通に生きたい。 普通に恋をして、普通に結婚をして、普通に家庭を持つの。 変な組織から逃げ回ったり、好きな人に自分の正体がバレないかとか、心配しなくて済むような。 ……あ、でも普通じゃなかったから、こうしてパワポケさんとも出会えたのよね。 普通じゃない運命に感謝しないといけないのかな?クスクス。」 そしてヒナコはパワポケに一つだけお願いをする。今度の大会に自分を連れて行って欲しいと。 以前の誘拐騒ぎもあったので、プロペラ団主催の大会に彼女が行くのは危険じゃないのか、と思うパワポケだったが 亀田と博士曰く、大会中はお偉いさんが来て、プロペラ団支部はその対応に追われるはずなので自分たちなど眼中にないはず。 火星オクトパスの皆と一緒にいれば何ら問題は無いとか。 ヒナコをマネージャー登録してあげれば、大会中でもずっと一緒にいられるし、オクトパスの連中の士気もあがる、と珍しく優しい亀田。 それなら問題ない、だったら格好いいところを見せてやる、とパワポケは意気込んで彼女を大会に連れて行くことを約束する。 179 :パワプロクンポケット3:2012/09/30(日) 10 05 50.79 ID 8ySs+97M0 大会で火星オクトパスは順調に勝ち抜いていき、見事優勝を果たす。 そしてプロペラ島の財宝を狙う亀田、勘違いした(?)パワポケの手によりプロペラ島の自爆装置が作動。島全体がパニックになる。 財宝を得られなくなり、ショックでうろえている亀田の腕を引っ張りながら、パワポケは自爆する前になんとか島を脱出しようとする。 その頃、活動資金を狙いにプロペラ島に来ていたプロペラ団のビッグボスが、パニックの中 逃げ惑う人々とは逆にプロペラ団基地の内部に入り込み、財宝を探し始めていた。 パワポケが基地の中を迷っていると、胸騒ぎを感じて向かえに来たヒナコと出会った。 彼女に道案内を頼み、脱出を試みるもなんとそこでビッグボスと鉢合わせてしまう。 ビッグボスは事を起こしたのが目の前にいる男だと悟り、逆上して発泡。 何発か命中し、パワポケはケガ(故障)をしながらも、サイボーグの身体のおかげで大事には至っていない。 パワポケがサイボーグであることに気付いたビッグボスは、動けなくなったパワポケの頭部を狙う。 「だめええええええ!」 パン!パン! パワポケを庇い被弾するヒナコ。生体部品が仇となり、パワポケと違って致命傷を負ってしまったらしい。 怒り狂ったビッグボスは彼女に銃を向ける。 「やめろぉ!」 パン! 決死でビッグボスの凶弾からヒナコを救い、故障した身体を無理矢理動かしてその場をくぐり抜けるパワポケ。 ビッグボスは金と共に沈んでいき、パワポケ達は火星オクトパスと共になんとか島から脱出する。 しかしまだ死んでこそいないが、ヒナコは重体のまま。 博士が修理にかかるが、博士でさえも修理が難しいほどの様態だという。 その後記憶を取り戻し、亀田との決着を付けたパワポケは博士の下に向かう。 もはや博士自身にもヒナコのサイボーグの身体を修理することは不可能。 そこでヒナコのクローンの体を再生させ、そこに記憶を流し入れて人間として復活させることになった。 つまりヒナコはもはやサイボーグではなく、普通の人間の身体で復活するのである。 喜びかけるパワポケだが、話はそう上手くはいかない。 同じサイボーグでも、パワポケの場合、脳だけが保管されていたので 機械だろうがクローン体だろうが、とにかく身体だけ用意し、そこに脳を入れれば復活できた。 しかし、脳から身体まで全てクローン体でまかなおうとするヒナコの場合、そうは行かなかった。 例えクローンを用意しても、クローンの体には記憶が無く、ヒナコの頭は白紙のままなのだ。 苦肉の策として、プロペラ団の研究所で実験的にバックアップしていたヒナコの記憶データを流し込むことにしたが このデータはヒナコをサイボーグとして復活させる前のデータでしかない。 つまり自分がサイボーグになったこと、プロペラ団との因縁のことも全く覚えていないのである。 180 :パワプロクンポケット3:2012/09/30(日) 10 08 15.88 ID 8ySs+97M0 「お前さんにとって一番重要なことは、『3年間のお前さんとの思い出はなかったことになる』という事だ。」 「そんな… でも、それでヒナコちゃんが目を覚ますなら…。 ヒナコちゃんが望んでいた普通の生き方ができるなら…。」 記憶データを流し込み、晴れて人間として復活したヒナコ。まだ目を覚ます様子はない。 博士は昔、彼女が使っていた目覚まし時計を用意した。何気ない目覚めを演出するには一番とのこと。 そしてパワポケが初めて見るような優しい顔で自分の娘の目を覚まさせる。 「あ、お父さん。おはよう。」 「ああ、おはよう。ぐっすり眠っていたな。」 「うん、なんだかすごく長い夢を見ていたみたい。あら、お客様?」 そういってヒナコは不思議そうにパワポケを見つめる。 「ああ、ワシの友人だ。」 やっぱりもう自分のことは覚えてないのか…落胆するも、それを隠しなんとか元気を取り繕って「はじめまして」とだけ述べるパワポケ。 「…? ……? …パワポケ…さん?」 「!! はじめまして。えっと、ヒナコさん…でしたよね。 パワポケです。よろしく。」 「…よろしく。」 ―…つまり、お前さん達はもう一度「出会い」からやり直すということだ。ただし、目を覚ましたヒナコが、またお前さんの事を好きになるとは限らん。 ―イヤなこと言いますねえ。 ―なぁに、父親のヤキモチじゃよ。 ―…大丈夫です。やり直せます。そして今度は俺がヒナコちゃんを守ります。 181 :パワプロクンポケット3:2012/09/30(日) 10 09 38.31 ID 8ySs+97M0 数年後、博士は自分の家に戻り一休みしている。 「やれやれ、教会のイスがあんなにカタいものだとは思わなかった。腰が痛いわい。 ヒナコの奴、あんな野球バカのどこがいいんだか…。」 愚痴を言いつつも、どこか嬉しげな唐沢博士。 これで肩の荷が下りた、後はのんびりしようとする博士だったが、突如謎の男が目の前に現れる。 「むっ!お前達はプロペラ団の残党か!?いや…ちがうな!?」 「探しましたよ唐沢博士。30年前のツケ、今ここで払ってもらおう」 「30年前?そうかお前達は…!」 バン!バン! あれから唐沢博士は姿を消してしまった。 主人公はそのうちひょっこり戻ってくると思っているが、ヒナコは「二度と戻ってこない気がする」と言っている。 謎を残したままパワプロクンポケット3は幕を閉じる。 182 :パワプロクンポケット3:2012/09/30(日) 10 14 47.90 ID 8ySs+97M0 補足説明 ここから先は他のパワプロクンポケットシリーズ全体のネタバレになるため、そちらのネタバレが嫌な方はご注意ください。 ・なんでこれが正史の可能性が高いの? パワポケ11の回想シーン(というか種明かしシーン)で実際に博士が「やれやれ、教会のイスが~」と言っているシーンがあるからです。 そこで同様に博士が暗殺されていることが正史だとわかっているため、ヒナコルートが正史の可能性はかなり高いです。 ・最後に博士を襲った男達はなんだったの? この時点では名前も出てきませんが、パワポケ9当たりから本格的に登場し始めるジャジメントと言われる組織の工作員です。 パワポケ11で主人公が所属しているジャジメントナマーズの親会社でもあります。 全スポーツ統一というまだ可愛げのあるプロペラ団と違って ガチで世界征服に王手をかけている、裏でヤバいことやりまくってる危ない組織です。 ・30年前のツケってなんだったの? 詳しいことはわかりませんが、唐沢博士は奥さんの実験のためにジャジメントを利用していたようで、色々と恨みを買われていたみたいです。プロペラ団には単純に裏切り者として追われているようです。 ・奥さんの実験事故ってなんだったの? これもまた詳しいことはわかりませんし、完結作の14でも明らかになっていませんが 博士がその事故を調査した結果、なんとタイムマシンの基礎理論を発見したのです。 なので恐らく奥さんはどこかの過去に飛ばされてしまった可能性が高いです。 スタッフもこの辺の話をどうしてもゲーム中に組み込みたかったようですが 流石に話が脇道に逸れすぎるためか、直接触れられることはありませんでした。 ・その後、ヒナコと主人公はどうなったの? わかりません。基本的に前作の主人公が再登場することはないので、触れられることはありませんでした。 しかし何の手がかりも無いのかと言うとそうでもなく パワポケ14で、道で倒れている瀕死の女性が、近くを通りかかったメガネ達(山田・落田・湯田の歴代の相方三人)に赤ん坊を託す場面がありました。 その赤ん坊が成長して14の主人公となるのですが 彼の所属するフィンチーズの監督、元極亜久高校野球部の外藤が言うに「死んだ後輩によく似ている」らしいのです。 さらに彼の父親は「数奇な運命を辿った野球選手」であることが作中で明かされ 母親の方も公式で「詳しくは明けられないが、過去に登場したヒロインのいずれか」と述べられており 彼らの両親はこの二人の可能性があります。 もしそうだとしたら、彼らは「普通の生活」を遅れなかったのかも… といっても該当するキャラクターは他にもいるため、一概にそうだとは決めつけられません。 個人的には幸せな生活を送っていると信じたいです。 183 :パワプロクンポケット3:2012/09/30(日) 10 15 20.15 ID 8ySs+97M0 ・ヒナコが正史だというなら、他の彼女候補達は何にも関わっていないの? そこは明らかにされていませんし、そういうわけでもありません。 ちなみに公式で「1・3の主人公は正史で唐沢ヒナコ、四路智美、寺岡薫の三人と交流があった」と述べられており そのうち寺岡薫は自分から身を引いた事が明らかになっているため、確実な選択肢は既に2択に絞られています。 ちなみに彼女が主人公の身体を調べ、サイボーグ技術を学んだことによって 世界は大きく動いていくのですが、その辺はパワポケ12で詳しく描かれているいます。 四路智美はパワポケ5の時点で行方をくらませている描写がある程度で、詳しいことは何もわかっておりません。 ひょっとしたら高校時代からの片思いを成就させ、彼女が主人公とくっついている可能性もゼロとは言い切れません。 ・博士、博士言われてるけど、唐沢博士の本名ってなんなの? 唐沢博士(からさわひろし)です。 以上でパワプロクンポケット3(多分正史)の投下を終えます。 長文連続投稿失礼しました 186 :ゲーム好き名無しさん:2012/10/02(火) 14 58 10.28 ID PW6QLCKN0 博士に脅されたところは有無を言わさず爆破じゃなくてちゃんと選択肢は出てくるし、博士もテレビのリモコンと間違えて自爆ボタンを押したはずだよ なんか揚げ足取ってるみたいで悪いけど気になったから 187 :ゲーム好き名無しさん:2012/10/02(火) 20 47 29.00 ID 0NId5WQe0 186 正確に言うと「詮索をやめろ」という選択肢に「イヤだ」と答えると爆破されるが正しいですね 選択肢に関しては話をわかりやすくするために色々と省いていますが 「さてTVのリモコンはどこかな?」 「それはTVのじゃなくて爆弾の…」 「ハッハッハ、すまん手が滑ってしまった」 という理不尽な話だったので「有無を言わさず」という表現を使いました 他にも加藤先生から名刺をもらう場面や、ヒナコと主人公を見守る亀田と博士などの場面もありましたが 説明が少しややこしくなりそうなのでカットしてあります
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/12244.html
登録日:2011/09/05(月) 17 18 18 更新日:2024/07/17 Wed 12 21 42 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 GB KONAMI うんこマン ゲーム ゲームボーイ コナミ ドリルモグラーズ ハーレム パワプロクンポケット パワポケ パワポケ2 プロペラ団三部作 プロ野球 ポケ2 戦争 転生 こんどはプロ野球編だ〜! 2000年にコナミからゲームボーイカラー対応ソフトとして発売された、パワプロクンポケットシリーズ第二作。 表サクセスに加え裏サクセスが初登場。対戦ではプロ野球12球団が使えるようになる等これからのパワポケシリーズの基盤を確立した作品とも言える。 但しこの時の裏サクセスはおまけ扱いであり、解禁条件も選手を5人登録とハードルが高い。 本作独自のシステムとして「転生」があり、これを繰り返せばより強い選手が作成できる。但し実行にはソフトとゲーム機本体が2つ以上なくてはならない。 プロ野球12球団の選手の能力は2000年開幕版のもの。ちょうどGBAに移行した頃からいなくなったイチローがまだいる。 2004年にゲームボーイアドバンス用ソフト「パワプロクンポケット1・2」、更に2021年には10年ぶりの新作となるNintendo Switch用ソフト「パワプロクンポケットR」において前作と共にカップリングリメイクがなされた。 GBA版はプロ野球球団の選手データも2004年当時のものに合わせて再設定されているが、Switch版は全ての球団が架空のものになっている。 ★表サクセス ドリルモグラーズ編 のちに5・8・11と続いていくプロ野球編の原点。14でも続くはずだったんだけどなぁ… 幼い頃から白球ばかり追い掛けてきた主人公は大学四年生の秋、ドラフト会議でドリルモグラーズに6位で指名を受ける。 他に行きたかった球団もあったがプロ野球選手になることを諦められず、ドリルモグラーズに入団することに。 しかしその実態はリーグのお荷物球団で優勝どころかAクラス入りも夢のまた夢。 おまけに近いうちに解散の噂が絶えず流れているため入団者は彼と凡田だけというまさに崖っぷちの状態。 だが主人公はそんな現状にもめげず活躍して優勝を目指し、モグラーズ再建を決意するのであった。 ★登場人物 ・主人公 大卒でモグラーズに入団した。22歳 中学、高校では野球部所属で自他ともに認める野球馬鹿。 高校時代は甲子園には出られなかった。 両親は既に故人で、実家には祖母ハルがいて、幼い頃に姿を消した兄大鉄がいる。 ・凡田大介 今作の相棒でメガネ一族。 主人公より一つ下位指名でモグラーズ入団した投手。 町工場の草野球チームではエースで四番だった。そのためか野手能力は高め。 ・古沢小一郎 主人公達の先輩の捕手。32歳→(パワプロクンポケット1.2,Rでは35歳) 実力はあるが持病の腰痛のせいで一軍二軍を行ったり来たり。 面倒見はいいがどこか頼りない。 なお冒頭で凡田から二軍で最年長と言われているが、下記の倉狩の方が年上という矛盾があったせいか、後に発売された5やリメイク版では修正された。 ・水木卓 プロ野球編影の主人公。 甲子園にも行った外野手。25歳 才能はあるが不真面目でこの人も一軍二軍を行ったり来たり。 評価最大だと守備力以外Aでパワプロの佐賀と同レベルの選手。 ・畑山憲男 北海道出身の二塁手。28歳 動物好きで寮にいろんな動物を飼っているが中にはワシントン条約に引っ掛かる殺人クワガタまで… なぜかモグラーズ組では再登場できず、どうなったか不明。 ・倉刈仁志 シリーズ最大の苦労人な三塁手。34歳 妻に逃げられ二人の子どもと寮内の小屋に住む。 捕球技術は確かなものだがプロ野球で定められている最低年俸しか貰えず貧乏生活を過ごす。 子ども達の夢である「日本一の選手」を目指して頑張るオヤジさん。 ・ドミオ・バンデラス ドミニカ出身の外野手。30歳 野球と日本文化が大好きだが日本文化に関して知識は中途半端。 能力は高いが右打席だと球が飛びにくい仕様によりやや不遇。 ・野々村耕造 ドリルモグラーズの二軍監督。56歳 愛の父親で妻は既に他界している。 健康面にやや不安があるがカリスマ性や実績は申し分ない。 ・磯田修一 モグラーズの二軍コーチで寮長の46歳。 後に凡田の勧めもありマニアショップ店長となるのはまた別の話。 ・小角雄二 打って守って走れるスーパープレイヤー。 主人公の後輩で一年目は高校三年生で、主人公が行きたかった球団にドラフト指名される。 「〜〜ッス」という語尾が特徴。 基本能力はまあまあだが、特殊能力が凄まじいことになっている。 ★彼女候補 ・小角弓子 主人公の高校時代のマネージャーで雄二の姉。22歳 ドリルトーイ社長の秘書。 ・野々村愛 野々村監督の娘。16歳 貧乏球団の食堂をおばちゃんときりもりする。 ・山口幸恵 小料理屋の女将。24歳 何げにプロ野球編皆勤賞。 父親は元モグラーズの捕手だった。 ・園華霞 アイドル事務所一押しの売れっ子。18歳 野球レポーターの仕事もしているがかなり素っ気ない。 意外とマニア。 ・荒井紀香 ふふふ〜〜〜〜ん。 ★裏サクセス 戦争編 パワポケ初の裏サクセス。 この時から既に試合も野球も練習もへったくれもない、異色な展開が繰り広げられる。 目が覚めると第二次世界大戦の時代へタイムスリップしていた主人公は、補給部隊として戦場に送られる。 表サクセス同様に任意のコマンドを選択しながら能力の経験点を得て選手を強化していくシステム。したがって4以降確立されたRPG形式ではない。 40週生き延びることができれば生還できるが、最大200週まで続行可能。 しかし理不尽な任務失敗による即死、爆撃に魚雷、赤痢やマラリアの病気で命を落とすことが多くクリアは困難を極める。 GBC版の記録だが公式の完全クリア達成率はなんと脅威の2%。 リメイク版ではやや難度が低下している。 200週生き延びれば威圧感が手に入る。 第二次世界大戦中の日本兵をモデルとしており、史実の戦争ネタが多数ちりばめられている。マニアなら思わずニヤリとするところも。 ★ミニゲーム 本作からサクセス中にプレイしたものは後からいつでもプレイできるようになった。 クリアしないと対応する選手がいなくなってしまう。 くるまでブー(古沢) 自動車を操作し、制限時間以内にゴールする。耐久度1にしてわざと速度をあげるのは誰もがやったであろう。8でリメイクされた。 コンコンノック(水木) 9方向に飛んでくる球をノックで捕球する。最高難度は鬼畜仕様なことで有名。10でリメイクされた。 殺人クワガタ(*1)(畑山) 4~5匹のクワガタ相手に噛まれる・逃げられることなく倒す。たまに詰む。 貧乏ヒマなし(倉刈) ベルトコンベアで落ちてくる玩具をガシャポンで包む。たまにゴミが出てくる。何故だ倉刈一家… 以下はおまけでプレイすることは出来ない。 男の闘い(凡田) 1の村上のミニゲームに攻撃のターンが追加されたゲーム。1とは逆で指示された方向に十字キーを入力しないといけない。 爆雷でポン 戦争編中のミニゲーム。4つの隠れ場から1つを選び爆撃を回避するゲーム。ツキによって難度は変化。 (爆撃が落ちた後、STARTボタンを押す事で、もう一度挑戦出来る裏技がある。しかし、必ず爆撃が当たるようになるので意味はない。) 地雷だドッカン 同じく戦争編中のミニゲーム。パワポケおなじみのマインスイーパ第1弾。 戦争編でのアイテムや特殊能力は基本ここで手に入れることになるがもし誤って地雷を踏んでしまうと… 条件によるが後発作品とは違い一発で確定ゲームオーバーにならないのが救いか。 追記・修正は5股かけてから戦争編を200週までクリアしてからお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wiki11_row/pages/280.html
パワプロクンポケットバトルロワイアル 概要 原作が自重しないことでお馴染みの野球バラエティゲーム(途中まではジャンル『スポーツ』)、 パワプロクンポケットシリーズのキャラでのバトルロワイアル。 マップはオリジナルのもので、参加者は『書いた者勝ち』形式を取っている。 なお、各作品の主人公の名前も、最初に書いた人間に決定権が与えられている。 一般人から超人まで何故か幅広く揃えられてしまう作品なため、今後どのようなロワになるのか未知数である。 現在は参加者枠50人分が埋まったところ(残りの2人はみせしめキャラ) 『書いた者勝ち』形式なためかギャルゲじみた原作のわりに奉仕マーダーが少なく、マーダー不足が懸念されている。 ちなみに初登場で人を殺した人間のうち積極的なマーダーは一人だけである。 その反面、反主催陣営に極度の人間不信者や夢だと思い込んでる者、主催と瓜二つな者からよく分からない生命体と地雷になりかねない要素が揃っているのが特徴と言える。 ちなみに参加者決めのシステムの欠点である、「主催者との因縁持ちが誰もいねえ……」という事態に陥ってしまった。 結局「マーダー少ねえ」「奉仕マーダーの奉仕相手がいねえ」「登場話死亡者が6人もいる」等の理由により、投票の末8枠追加(ただし、『主催登場作品の主人公で1枠消費すること』との条件付きなのでフリー枠は実質7人) なお、ニコロワでもこの参加者決定方式で増枠しているが、いずれも書き手が一定数いる事を見込んでの増員である事をここに記しておく。 今後このシステムで始めるロワも、単純に「多めに枠を取ろう」などと思わないように。 参加者 主催 【パワプロクンポケット7裏】 亀田皇帝 参戦者 3/3【パワプロクンポケット】 進藤明日香 / 平山紀之 / 教頭 4/4【パワプロクンポケット2】 二朱公人 / 荒井紀香 / 凡田大介 / 曽根村 4/4【パワプロクンポケット3】 三橋一郎 / 四路智美 / たかゆき / 鋼毅 1/1【パワプロクンポケット4】 天本玲泉 1/1【パワプロクンポケット4裏】 プレイグ 2/2【パワプロクンポケット5】 埼川珠子 / 塚本甚八 1/1【パワプロクンポケット5裏】 愛 4/4【パワプロクンポケット6】 荻原新六 / 島岡武雄 / 青野柴夫 / ほるひす 3/3【パワプロクンポケット6裏】 ヘルガ / 落田太二 / メカ亀田 7/7【パワプロクンポケット7】 七味東雅 / 倉見春香 / 芹沢真央 / レッド / ブラウン / 東優 / 野丸太郎 3/3【パワプロクンポケット7裏】 七原正大 / 黒羽根あやか / 布具里 8/8【パワプロクンポケット8】 八神総八郎 / 白瀬芙喜子 / 高坂茜 / 森友子 / 灰原 / リン / 上川辰也 / 黒野鉄斎 4/4【パワプロクンポケット9】 九条英雄 / 椿 / 夏目准 / 太田洋将 2/2【パワプロクンポケット9裏】 エリ / カネオ 7/7【パワプロクンポケット10】 十波典明 / 芳槻さら / 大江和那 / 神条紫杏 / 越後竜太郎 / 浜野朱里 / アルベルト・安生・アズナブル 2/2【パワプロクンポケット10裏】 タケミ / ピエロ 3/3【パワポケダッシュ】 小波走太 / 芽森わん子 / 二ノ宮金太 1/1【パワポケ甲子園】 甲子園児 参加者総勢60人(見せしめ含む) 外部リンク ■支援サイト パワプロクンポケットバトルロワイアルまとめwiki パワプロクンポケットバトルロワイアル専用したらば ■現行スレッド パワプロクンポケットバトルロワイアル パワプロクンポケットバトルロワイアル Part2 パワプロクンポケットバトルロワイアル Part3 パワプロクンポケットバトルロワイアル Part4 パワプロクンポケットバトルロワイアル Part5(現行スレ)
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2325.html
パワプロクンポケット 【ぱわぷろくんぽけっと】 ジャンル 野球ゲーム 対応機種 ゲームボーイカラー(全GB共通) メディア 16MbitROMカートリッジ 発売元 コナミ 開発元 コナミコンピュータエンタテインメント大阪(ダイヤモンドヘッドプロダクション) 発売日 1999年4月1日 定価 4,500円 プレイ人数 1人(対戦プレイは2人) 判定 良作 ポイント 『パワプロ5』のスタッフが制作した外伝全ては極亜久高校から始まった彼女シナリオは初代から死亡・NTRがあるバランスは非常に大味、だがそれがいいという声も表「ときメモ」と対なす裏のギャルゲー?正史で主人公を窮地に陥れてしまう荒井紀香 実況パワフルプロ野球シリーズ パワプロクンポケットシリーズ 概要 ストーリー 特徴 評価点 問題点 総評 その後の展開 いくぜ甲子園! めざせ、プロ野球!! 概要 本家とは似ても似つかないシナリオや彼女、サクセスで人気を集めていく事になるパワプロクンポケットシリーズの初代作。ゲームボーイカラー対応。 『実況パワフルプロ野球5』の「サクセス・高校野球編」のストーリーの外伝作であり、制作スタッフも『5』に関わっていた人がほとんど。同作品で敵側だった極亜久高校の野球部を立て直し甲子園を目指すストーリーになっている。 ニンテンドウ64版『パワプロ6』とプレイステーション版『パワプロ 99(開幕版及び決定版)』に選手を送る事が出来るため、当時は選手育成用ソフトという側面も強かった。 話を楽しみながら野球選手を作るというパワプロ本家の面白さはそのまま。が、少し違う方向性の野球ゲームである。 ストーリー 「極亜久高校編」一年生の秋、極亜久高校に転校した主人公。野球をやっていた主人公はここでも野球部に入るが、極亜久高校野球部は不良の先輩たちがたまり場としている荒れ果てた状態であり、しかも不慮の事故で壊滅、部員は主人公と友人の亀田のみとなってしまう。野球部廃部の危機に甲子園出場をあきらめきれない主人公は、部員を集め野球部再建と試合の勝利、そして球児の夢甲子園を目指す。その影で謎の組織が暗躍しているとも知らず…。 特徴 本シリーズは本家『パワプロ』にある選手育成モード「サクセス」を大きく重視したつくりになっている。 パワプロシリーズのサクセスもバラエティ豊富だが、あくまでモードの1つとして作られているため当時の『5』の話の内容はやや薄め(*1)だった。 しかし本作のサクセスは選択肢によるパラメーター増減だけでなく、ノベル(*2)要素も大きく押し出されており、シナリオも色々と濃い内容となっている。 サクセス以外には『対戦』と選手データやその選手のパスワードを確認する「データ」しかない。 シリーズが進むにつれてこれらのモードが追加されていった。 『パワプロ』の外伝という色が強いためか、猪狩兄弟、矢部君、ダイジョーブ博士、パワフル学園や白鳥学園の面々といった『5』のキャラクターが顔見せしたりもする。 特に猪狩進とダイジョーブ博士はプロペラ団の野望に巻き込まれ、ストーリーにも深く関わってくる。ダイジョーブ博士は『3』まで継続して登場。『4』からは黒野博士に役割を移すことになった。 ハードのスペックの都合上、野球のバランスが甘い。 守備と走塁が完全オート。その割にオート守備・走塁の頭が良くない。 前年にKCE名古屋が開発した『パワプロGB』ではマニュアル守備が出来た。 ただし『パワプロGB』の操作難易度は高く、お世辞にも遊びやすいとは言い難かったためオート操作は英断ともいえる。 野球パートの難易度は低め。 走塁スピードが異常に速く、走力がB以上の選手なら内野安打が非常に出やすくなる。 ただし、今作の走塁や守備の動きは走力に比例しており走力がFやGだと逆に異常に遅くなる。 ある程度のパワーを持ってボールの下をミート打ちするだけでホームランが面白いように出る。 そのためラスボスの「野球マスク」が弱く、上手く粘れば99-2という状況にもなる。 投手側もCPUが強力な変化球に対応できないせいで、一極集中で鍛えておくと打たれることは無くなるようになっている。 ただその場合、何らかの能力が不足するか、育てた変化球以外が平凡化してしまいやすいので、本作以外では役立たずになってしまいやすいが。 血の気システムがある。 ケガをしたり悪いイベントを行うと増えていき、溜まっていくとケガ率が上がる代わりに経験点が上がる。これはパワポケ14のストレスとバーニング状態に通じるシステム。 投手の育成方法は本作ではポイントを割り振るのではなく、『パワプロ5』のように練習する事で勝手に球速や変化球、コントロールやスタミナが上がっていくシステム。 評価点 「極亜久高校」に入学した主人公が仲間を集めて野球部を再建する。 『パワプロ5』では悪役だった『外藤』だが、本作の主人公達から見れば面倒見のいい先輩である。 2年目から転校してきたプロペラ団のスパイである四路智美の提案で「妨害作戦」を行って敵を弱体化する事が出来るが、最終的に主人公は「正しくないやり方で手に入れたものからは、満足は得られない」と妨害作戦をやるべきじゃなかったと否定。甲子園から真正面にチャレンジする事を決める。 ミニゲームで他の部から部員を引き抜いてくる展開が1年目の主な目的となる。 悪役校だった極亜久高校を熱血主人公が立て直すというストーリーは王道性が高く、そこを評価されている。 後のシリーズを遊んでいると、亀田や荒井三兄弟といったキャラを普通に野球選手として使えるのは逆に新鮮かもしれない。 味方野手の能力がかなり上昇しやすい。 仲間評価が高い状態で試合に勝利したり、能力が上がるイベントが発生すると、全能力がどんどん上昇していく。 特にパワーの伸びは凄まじく、後のリメイク作品と比較すると大きく上昇する(*3)。一回の試合でパワーが10伸びることもざら。 試合の勝利状況やイベントの発生状況次第では、亀田はおろか荒井金男(*4)ですらパワーがAになる。 その反面投手は平山以外は能力の伸びが控え目である。 ただし、後述の後期出荷版では試合後などの仲間の能力の上昇値が初期版より低くなっている。 選手登録後にサクセス終了時のチームを対戦で使用できる。 主人公を育てやすい。 初期ステータスが非常に高い事が多い。状況によってはステータスにCがある事も多々ある。 また2年目まで大きな怪我をしない、練習ボーナスの回数制限が緩い、ダイジョーブ博士の成功率が何故か高め、という事もあって歴代パワプロ・パワポケの中でも育成しやすいサクセスになっている。 これは前述の通り本作が「パワプロ」の外伝作であり、「クリア条件が本家より厳しめな代わりに、能力の高い選手が育てやすい」という位置づけの為と思われる。 GBA版では育成難度が上がっており賛否両論になっている。 彼女シナリオは初代からパワポケ節に満ちている。 + 以下、初代から発揮されてる本作の彼女候補とその顛末 初代から彼女が死ぬ。 甲子園で優勝してドラフト1位になるか甲子園決勝を諦めなければ、幼馴染の進藤明日香は病死、コンビニ店員の佐瀬みなこは飛行機事故に巻き込まれてしまう(*5)。 プロペラ団のスパイながら主人公に好意を持つ四路智美も、極亜久高校に肩入れした事でプロペラ団に捕まってしまい、条件を満たさなければピストルで射殺。追い撃ちもきっちり撃ちこまれるという念の入りよう。さらにそのまま甲子園優勝を迎えると、彼女を射殺したプロペラ団日本支部長も失意のあまり銃で自殺する。 だが仲間を集めて、彼女が持ち逃げした「レポート」をしっかり扱えば主人公が智美を助けに行ける。その時の展開は仲間達との絆も感じられ、非常に熱い。 初代からNTRがある。 マネージャーの石田由紀がそれである。仲間の一人「佐藤」とくっつく展開があり、GBAのリメイクでは同じく由紀に惚れていた平山と共に主人公が「佐藤コロス!」と怨嗟の声をあげるアルバムが存在する。これは、佐藤を仲間にしていなくても必ず発生する。 どうやって二人がくっついたのかは未だに明らかになっていない。少なくとも、作中で由紀は主人公に好意をもっている場面もいくつか見られる。本作の佐藤のプロフィールには、「女の子のはしっかり手を出す、隅に置けないタイプ」とあるが……。 しかも佐藤と由紀がくっついたのは正史である。子供が『10』『13』に出てくる鉄砂高校に入学している。 あくまでも主人公と由紀が交際していない場合に起きる展開であるため、NTRと感じるのは由紀狙いで失敗したプレイヤー視点の話である。 初代から攻略できないサブヒロインが居る 顧問になってくれるようこ先生がそれである。野球知識はないが、野球部に親身になり、妨害してくる教頭に対して怒り奮闘してくれる熱血女教師。ランダムで倒れるイベントがあるものの攻略は不可能。 エンディングでは極亜久高校から転勤していくが、『10』では佐藤の子供達が在籍する鉄砂高校に顧問として登場。野球知識をしっかり身につけた名将として成長している様子。 初代からはずれ彼女が居る。 時代を感じさせるガングロコギャルの獨田(どくだ)マリコも大概だが、本当に酷いのは荒井紀香(あらいのりか)である。 荒井三兄弟よりすごく年上の姉だが、恐ろしい疫病神。ランダムで出てきたら無理やり彼女にさせられる、断る事も出来るが代償として仲間評価が死ぬほど下がる。彼女にしたらマイナスの影響しか与えない。カラオケでは主人公の歌をバカにしてセンス×を与えたり、自分の髪を縫い込んだマフラーで恋の病にしたりなど。その癖、小馬鹿にしたような「ふふふ~ん」という会話が癪に障る。 下手すれば『3』の亀田よりもウザくて怖い。というよりも、本作の亀田が主人公に最も与えた被害が紀香との仲をはやし立てた事だとも言われている。しかし基本的に『1』の亀田は憎めない奴となっている。 後のシリーズにも「顔がお世辞にも良くない彼女キャラ」や「無意識にマイナス効果を与えるが本人は主人公を支えようとしてくれて可愛くて最終的に主人公がとても強くなる彼女キャラ」などは居るが、ここまで主人公に嫌がらせをしてくる彼女キャラはパワポケでも類を見ない。 しかし恐ろしい事に正史ヒロインであり、彼女と交際したせいかは知らないが主人公はプロであまり活躍できずにつまらない事故で死んでしまい(*6)、その後にやさぐれた亀田によってサイボーグとして蘇らされコキ使われる事となるのが『3』の物語である。 一応「野球超人伝(*7)」をくれる事だけが紀香の与えてくれる旨味である。GBA版のリメイクでは超特殊能力をくれる唯一の彼女キャラ。 問題点 対戦で使えるのは極亜久高校とサクセス中の敵高校のみで、プロ球団は一切使えない。 サクセスで作成した選手を選択した場合は先述の「サクセス終了時点(+離脱時点での外藤)での極亜久高校」となる。 チームアレンジも無い為、「サクセスで作った選手のみのチーム」を使うことも出来ない。 サクセス終了時のチームはCOMに使用させることはできず、COMに強力なチームを使わせることができない。よくて聖皇学園となる。 ランダムイベントが非常に多い。 本作は彼女候補すらランダムが非常に絡む。幼馴染の明日香ですらイベントを起こさないと彼女に出来ない。安定した育成はほぼ不可能になっている。 確実に彼女に出来るのは妨害活動を起こし続けて電話番号をもらえる智美のみ。 だからこそ紀香の出現が恐ろしいのだが。ふふふ~ん。 亀田が甲子園決勝前に交通事故にあって死んでしまうイベントもランダム(野手が九人以上で17%)。 主人公が捕手以外の場合、正捕手が居なくなってしまう。固定メンバーである荒井三兄弟全員がサブポジとして捕手があるのが救いか(但し三人とも捕手に関連した特殊能力を持っていないため、亀田から数段劣る)。 仲間をスカウトするためミニゲームでは全て最高レベルの状態からスタートし、失敗してやり直していくうちにレベルが下がっていく仕様になっており、一発でクリアするのが難しい。そのため次作からはミニゲームをプレイした順番ごとに難しくなったり、仲間評価が関係するようになった。特に前者は苦手なゲームを先にやり、得意なゲームを後回しにするということが可能である。 だが、リメイク版と比較すると全体的に一発クリアしやすい仕様になっている。 サクセス開始時の能力がピンキリであり厳選が必要になってくる。 同じ能力でもセンス○の取得がランダムであり、センス○を持っていた方が確実に良い選手を作りやすい。 野手の場合、初期ミートが2~4で変化するのだが、ミートが4の状態が最もお得になっている(*8)。 花粉症にかかっていた場合、初期ミートが5になることがある。 投手は野手以上に複雑になっている。 球速が一定以下だと球種が2つになる。 スタミナ、コントロールの初期値が完全にランダム。 野手能力が低いほど球速が高くなる。 所持している球種がランダム。 「チームメイトの能力が上がった」と表示される能力アップでは、パワー、スタミナ、コントロール以外はBランクまでしか伸びなくなっている。 特にミートは5までしか伸びない。 理由は、今作のみミートのランクが一段階繰り上がっておりミート5でBランク、ミート6以上でAランクと判定されているため。 個別能力アップでのみAランクにまで伸びる。 球速にも上限が160km/hより下の上限が存在する。 後のパワポケ3などでは聖皇学園の元4番打者と説明されているネロが5番打者固定で出場する(4番は野球マスク)。 なぜそうなったかは不明であるが、実際ネロはパワー220の超スラッガーであり5番打者で出場するのは後のストーリーとあわせて違和感を覚える内容になっている。GBA版や他の作品ではしっかり4番打者として出場するようになった。 バグ・不具合 初期出荷版では敵チームの試合前の戦力表示が正しくない 正確には一つ前の試合相手の戦力が表示される。初戦のあかつき大学付属高校の場合、対戦の亀田がアイコンの極亜久高校の戦力が表示される。正しいかどうか不明な高校もあるが聖皇学園では圧倒的に強い筈の野球マスクが最高ランクではないなど明らかにおかしいものがある。後期出荷版では聖皇学園の戦力がオールAになっているなど正しく修正されている。 だが、初期版よりも仲間の能力の伸びが悪くなっているなど下方修正されている点がある。 水原のミニゲームはAボタン入力時にカーソル移動に遅延が発生するため絶対に満点を取れない。 リメイク版では修正されている。 右打者だとだけ打撃能力が弱体化する。 打球が飛びにくくなる。「対左投手○」が発動しないとミートが-1される弱体化が発生する。 「対左投手○」が絡むことから本来、左対左時に左打者に適用される弱体化が右打者では常に発生している可能性がある。 そのため、特に拘りが無い場合は左打者で育成するのが基本となっている。 今作は打球が飛びやすいため気になりにくい要素ではあったもののこのバグは次作の『2』にも引き継がれている。 『2』は今作の反省を受けてか打低の調整がされておりこのバグの影響が大きくなっている。 パワポケ1で作った選手を『パワプロ6』『 99』に送るとエラー回避が1になるバグ(仕様?) DS以降の作品に送ると守備力と同値になっている。 マイナスイベントが多い 基本的に亀田が邪魔するなどのやる気や体力を下げるイベントが多い。特に「うんこマン」「負け犬」などの下らないあだ名を付けられ、教師や彼女候補すら言われるという不愉快なイベントがある。 彼女不在だとバレンタイや誕生日に心の病気になることがある。 総評 『パワプロ5』の外伝という印象が強い一作だが、「パワプロの悪役校」に焦点を当てて再建を目指すシナリオ、彼女シナリオの容赦のなさなどは後のパワポケシリーズに繋がる要素も多い。 粗削りだが、強い選手を作りやすいのはカタルシスがある。 その後の展開 2000年3月30日にゲームボーイカラーで『パワプロクンポケット2』が発売された。 GBA初パワポケである『3』は、本作の直系の続編になっている。 紀香とくっついて死亡した主人公が、亀田と唐沢博士によってサイボーグとして蘇らされるという筋書き。プロペラ団との決着もつけられる。 『1』ではお調子者ながら憎めない奴だった亀田だが、『3』ではやさぐれており主人公に対してかなり畜生の態度を取る。 2004年7月29日にゲームボーイアドバンスで『パワプロクンポケット1・2』としてリメイクされた。 2021年9月に『実況パワフルサッカー』に智美が登場している。 『パワプロアプリ』に登場せず『パワサカ』に登場というのは妙に映るかもしれないが、2019年より『パワプロアプリ』で行われている『パワプロアプリ』実装をかけた歴代投票で2年連続で下位に沈んでおり、翌年より同投票にエントリーできなくなってしまっている。智美を実装したい製作陣の意思と下位に沈んだ結果の双方を考慮した結果、『パワサカ』実装に落ち着いたものと思われる。 2021年11月25日にNintendo Switchで『パワプロクンポケットR』が発売。 『1』『2』がベースとなっている。
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1425.html
パワプロクンポケット2 part24-74 74 :パワプロクンポケット2:2006/08/03(木) 12 13 33 ID hfhUwYMi パワプロクンポケット2 極悪久高校優勝から一年後。 高校、大学野球と続けてきた主人公はドラフト6位でドリルモグラーズに指名される。 自分の行きたかった球団ではないものの、好きな野球を続けるため入団する主人公。 しかし、モグラーズは万年Bクラスの弱小球団。 赤字経営で寮もボロボロ。つぶれるという噂すら流れている。 前向きな主人公は、自分の活躍でモグラーズを再建させることを誓うのだった。 第一章 恐怖!首切り球団 2軍から選手生活が始まることとなった主人公は、 厳しい磯田コーチ、温厚な2軍監督野々村の指導を受け、練習に励んでいくうちに、 唯一の同期で、亀田、矢部にそっくりでマニアなメガネの凡田、 腰を痛めて二軍にいる最年長の古沢、 野球センスは抜群だがやる気のない水木、 貧乏だが日本一の選手を目指すくらがり、 動物好きでいろんな動物を飼っている畑山といったチームメイト達と出会う。 貧乏球団の厳しい現実を目の当たりにしながら、試合で活躍していく主人公。 しかし、モグラーズのオーナー企業で、ガンダーロボのヒットで一気に成り上がった ドリルトーイの社長、任月高志は野球に飽きてしまい、 赤字経営のモグラーズの大量リストラを発表する。 入ったそうそう大ピンチの主人公。 何とか試合で自分の実力をアピールし、クビになるのは免れるのだった。 しかし、この出鱈目なリストラはほんの序の口にすぎなかった………。 76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 12 19 23 ID hfhUwYMi 訂正 第二章 怪奇!二軍消滅 なんと任月は「テレビに映らないから」という理由だけで二軍の廃止を決定。 腹心である曽根村にすべてを任せる。 滅茶苦茶な指示と社長からの扱いの悪さに不満を覚える曽根村。 支部長となった智美は、実質ドリルトーイの経営を全て任されている曽根村に接触を図る。 一方、自分の行きたかった球団へ行った、高校時代のマネージャー弓子の弟 小角雄二と出会った主人公は、球団数が半端で入る新人の数が減っているため、 モグラーズがなくなるかもしれないという話が出ていることを知る。 プレッシャーを感じる主人公。 ある日、新しいチームメイトとして変な日本語を話す外国人、ドミオ・バンデラスが 二軍にやってくる。彼は年棒が高いためリストラされた外国人選手たちの代わりとして モグラーズに入団したのだが、任月の「メジャーリーグ出身じゃなきゃ貧乏臭い」 というわがままのため、二軍に入ることとなったのだ。 社長のわがままにあきれ返る曽根村と槌田一軍コーチ。 主人公は練習に励みながらも、 古沢に実家のトーテムポール作りを継がせないため車を爆走させたり、 畑山の檻から逃げた殺人クワガタと戦ったり、 くらがりの家賃のために内職をしたり、 野球が嫌になった水木とノック対決をしたりして、 ほかのチームメイトの退団のピンチを救っていく。 そして再び契約更改。 最低年棒とはいえ、なんとか一軍入りが決まった主人公は仲間達と喜びをわかちあう。 だがその裏で曽根村は会社の乗っ取りを計画。 モグラーズの赤字を増やすために、槌田コーチに試合にわざと負けるよう頼むのだった…。 77 :パワプロクンポケット2:2006/08/03(木) 12 20 24 ID hfhUwYMi 第三章 モグラーズよ永遠に 春キャンプが始まり、主人公は野々村監督の一軍監督就任を祝うが、 逆に怒られてしまう。 それもそのはず、一軍監督がクビになり、野々村はその穴埋めに起用されただけ。 選手達の一軍昇格も同様に、年棒が高い一軍の選手達が辞めさせられた結果の 繰上げ昇格のようなものだったのだ。 沈んだ雰囲気の中、主人公は言う。 「カントク、ゆうしょうしましょう。」 突然の言葉に驚く監督とチームメイト。 何時つぶれるかわからない球団で、こんな扱いのまま終わっていいのか、 という主人公の言葉で、みんなの闘志に火がついた! オーナーの思い通りにさせてたまるかという雑草根性でひとつとなったモグラーズは 全員で猛特訓を開始。 実質2軍や1軍半のメンバーの集まりにもかかわらず、開幕戦から快進撃を続ける。 当初はダラダラミーティングを行うなど嫌がらせ程度だった槌田コーチの妨害工作も、 ペナントを勝ち進むにつれ、弁当に下剤を入れるなどどんどん過激なものへとなっていく。 苦難を乗り越え、勝利をもぎ取っていくモグラーズ。 そして1位のチームとの最終決戦の結果、何とかモグラーズリーグ優勝! そして10月の日本シリーズ。 相手は小角、そしてプロペラ団によって強化手術を施されたH亀田(ハイパー亀田)のいる 自分が志望していた球団だ! 3勝3敗でお互いに後がない最終戦。1-3で追い詰められるモグラーズ。 だがモグラーズにはこれまで培ってきた逆境への強さがあった。 土壇場で踏ん張り、激戦の末、逆転。 ついにモグラーズは日本一の栄冠に輝いた! しかし、歓喜の中、観客達にどよめきが起こる。 何と電光掲示板でモグラーズ解散が発表されていたのだ。 呆然としながら、天国から地獄へと突き落とされるモグラーズの面々。 モグラーズ日本一からしばらく経ったある日、 世間からの非難を受けた任月は曽根村を呼び出す。 任月は槌田コーチを脅し、曽根村の乗っ取り計画を知った旨を伝え、 曽根村に役員会議でモグラーズ解散の責任を負ってやめるよう促す。 しかし、曽根村にも策があった。 任月の思い通りにならないよう、プロペラ団にドリルトーイの半分の株を売り抜けていたのだ。 任月を脅す曽根村。 しかし、任月も取り引きの失敗の穴埋めをするためプロペラ団に半分の株を売っていた。 ドリルトーイがプロペラ団の物となったことに唖然とする二人。 プロペラ団の手により、モグラーズはプロペラモグラーズとして存続の決まったものの、 主人公はトレードに出されることとなってしまった。 最初に行きたかった球団に行けるものの、共に日本一まで行った仲間との別れを残念がる主人公。 そんな中、突如プロペラを付けた凡田が現れる。 何と主人公のトレード相手はH亀田だったのだ。 格好、性格まで瓜二つの二人に不気味なものを感じた主人公は、 関わり合いにならないほうがいいと 静かにモグラーズの寮を出て行くのであった…。